火曜日嫌い

やまもとのブログです。

レテのコンサート vol.2@早稲田スコットホール

勝井祐二/石橋英子/トクマルシューゴ/mama!milk


下北沢にあるライブハウス"lete"が主催するコンサート
leteにはまだ行ったことがない、20人ほどしか入れない小さなお店らしい
会場は早稲田にある「スコットホール」という、
都選定歴史的建造物にも指定されている古い建物
ステージにはパイプオルガンや十字架があり、天井が高くて荘厳な雰囲気。


勝井祐二さんはライジングのステージで中村達也の横でエレキバイオリンを
キャーン言わしてるイメージが強かったので、
この日の柔らかくて繊細なステージはとても新鮮だった


ステージに勝井さん、フロアのグランドピアノに石橋さん、で何曲か。
石橋さんの歌声はほわほわ暖かくて、バイオリンと絡み合ってたまらなく心地よい
途中、トクマルさんを呼び込んで1曲。
スタンドマイクの前に手持ち無沙汰気味に立って歌うトクマルさん
うっかり目を瞑ると空から天使が降ってきて連れて行かれそうな空間
あぶないあぶない


続いてトクマルシューゴ
真ん中に丸椅子、上手にユミコさんセット、下手にシャンソンさんセット
ひとりで歌っているのを見るのは久し振り
声以外に鳴っている音がギターだけだから、それぞれがすごく引き立つ
Vistaのアレンジが印象的なフレーズを残しながらもバンドアレンジとは全く違うものになっていて、何度も聞いた曲なのに初めて聞く曲みたいだった
「一人でやるのには限界があるので…それを踏まえて見てください」といいつつ指板の上を滑らかに指がすべる
「教会だから何か良いことを言わなきゃと思うんですが…後で懺悔しますね」
2曲だけトリオで。ユミコさんがアコーディオン置いて床に座ろうとする時にがちゃがちゃ音がして、笑いが起きる
雑音が何もない、(たまに外で遊ぶ子供の声が聞こえたりはしたけど)トクマルさんの音だけが耳に入ってくる贅沢な時間


レテのコンサート、最後はmama!milk
アコーディオンコントラバスで様々な情景を紡ぐ
音の数は少ないのに、目くるめくような世界に誘ってもらえる
しかもすごく色っぽい…
もっとアバンギャルドなユニットなのかと思ったら、とても美しく艶やかな音だった