火曜日嫌い

やまもとのブログです。

猫目小僧 津田寛治×井口昇監督トークショー

楽しかった〜!笑いとフェチズムがたくさん詰まった娯楽映画でした。
TRICKより楽しめた。
猫目くんが愛嬌があってかわいい!
続編希望。超希望。
入るときオロナミンC配られた。
以下ネタバレ!
なんで「フェチズム」かって、ところどころに直接描写してないのにものすごいエロスを感じるカットがあって、見ててザワザワした。
猫目くんがまゆかの頬の痣を舐めるとか、トークショーで監督も言ってたけど肉玉が女の子の口にゆっくり入っていくとか。
女の子がいっぱいに口を開けて、そこに「ウンコみたいな」(津田さん曰く)肉玉が侵攻していくシーンが良く出てきた。
セリフ回しもおかしくて、クラスのお局が腹いせに食パンをぶつけてきた時の「ねえ、これ、パンでしょ?」「なんで、パンなの?」「どうして?」には爆笑した。
あとまゆかがギョロリに捕まって、手を引いて連れられて行くシーンの「離して、どこまで行くの?」「あと11メートルだ」「そんなに?」っていうのも。
猫目くんが喋りだすタイミングも絶妙だった。唐突にオナラしたり。
石田未来と弟の浩役の向江流架くんの昭和チックな顔立ちも良かった。
まゆかといい感じになる関根雄次役の載寧龍二もイヤミなくさわやか好青年を体現していて良かった。
肉玉になりかけてる時のジキルとハイド的な演技は良いですよ。


トークショーは終始テンションが異常に高い津田さんと腰の低い井口監督、時々話の腰を折る司会の女性で進行。
まずオロナミンCで乾杯。
津田さんは前々から井口監督が大好きで、初対面の時の話や「エロスの多いVシネマの話」など。
津田さんのシーンはほんの数分だから撮影は一晩で終わったけど、津田さんがまた異常に高いテンションで演じようとするから井口監督にその度ダメ出しくらったとか。
「井口組の常連になりたい!と思って気合い入れて演じたけど、次回作の『おいら女蛮』に呼ばれなかったから、何かいけなかったのかなって…」
完パケを家で一緒に見ていた奥さんは肉玉が口に入っていくシーンでギブアップしたと。
着ぐるみの猫目くんがむちむちしてて妙に色気があるのは、中に入ってるのが身長140センチ・巨乳の女性のスーツアクターさんで、さらしで巻いても胸が目立つからバランスを取るためにお腹に詰め物をしたら、ああいう肉感的な猫目くんになったそうな。
ギョロリにも「太ってるくせに素早いな!」って言われてたしな。かわいいな。


津田さんは向江流架くんがお気に召した様子。「あの昔の特撮でびっくりしてそうな雰囲気がいいですよね!」
オーディションにはもっと上手い子もいたけど、あの佇まいと「常にお菓子食べてそうな感じ」が良くて向江くんに決まったとか。
アンチ妖怪○戦争、アンチ神木龍○介を標榜したと。


津田さんに「100億あったら何撮りますか?」と問われた井口監督、
「43歳童貞の日常をセットとCG使って撮りたいですねぇ」津田さん「俺、出してくださいよ!」井口監督「もちろん、主演は津田さんで」


井口監督の次回作はおばあちゃん同士のレズもの「おばあちゃんキス」だそうです。
「僕おばあちゃん大好きなんですよ!」井口監督生き生きしている。


楽しかった〜。もう一回見に行こうかなぁ。