火曜日嫌い

やまもとのブログです。

スパルタローカルズ アベック・ツアー2006「大丈夫です、これは武者震いですから」@心斎橋BIG CAT

Guest /髭(HiGE)


in梅田、本日2度目の満喫。
シャワーも浴びて、顔も洗って、ちょっとジーパンが湿っているが、まぁ気にするな。


ここが心斎橋だろうと渋谷だろうとどこだろうとあまり関係なかった。
来て良かった!!


客が須藤さん&コテを探してきょろきょろし始めたとき、おもむろに斉藤さんが客席後方を指差す・・・みんなが操られたように後ろを向くと、そこには須藤さんとコテが!
まぁ。魔法みたい。
キリスト運びされて舞台に上がった須藤さん、斉藤さんとがっちり握手。
そして白薔薇。「オオサカ、ダイスキデス」
斉藤さんおとなしいな。むしろ良く笑う。
ブラッディマリー、ベートーヴェン、で「ロックンロールは死刑!」の新曲「ダーリン」
「ドアーズよりうまく演奏できたんだ」と「ハートに火をつけて」!最高。何度でも聞きたい。


宮ってぃも良く煽る。煽るというか前に出てくる。
で「1mg」!久しぶりに聞いた。須藤さんスピーカーに登って、ぺたん、と座る。
手を頬に当てて膝を揃えて、「ほらもうすぐ 空も飛べる」
もう完全にメルヘンの世界の住人だよ。星の王子様。

コテのバスローブ、背中に大きく「大好き」
「僕のお父さんシチサンホテル・・・」「僕たちが泊まったホテルなんだけど、そこのバスローブを勝手に持ってきちゃったんだ」
「あれ僕が書いたんだ、言葉で伝わらないときは、文字にした方がいいと思ってね」
しつこく絡んでくるコテに「もういいです。曲やりましょうよ」かわいそうなコテ。


「次の曲は僕の言うとおり・・・あ、ほんとは「王様はロバの言うとおりって曲なんだけど、ほとんど僕の言うとおりって言ってるだけだから」
あの後半ギターがギョワーンってなるところでまた斉藤さんが指先からビームを出してくる。
「ダーティーな世界」「ギルティー」で頭ぼーっとして踊るしか手立てがなくなって、須藤さんがダイブ!してそのまま落ちた!!
ええええっ!と思う間もなく客席雪崩。はらはらしてたら一番最後まで起き上がれないでいた人が物凄い笑顔だったので安心した。


なんかほんと、脳内を蹂躙されている気分。毒されてしまった。
あと「斉藤さんはアウェイだと目が優しい」ということに気付いた。


スパルタは選曲が素晴らしかった!
「レインボープール」だ「スロウカーヴ」だ「sugar」だ「POGO」だ、殺す気か!!
ソッ!ピュア!ソッ!ピュア!にやにやしちゃう。
正直「レインボープール」最初何の曲だか分からなかったよ・・・
光広と中山のリズムが本当にタイトになったんだなぁ。なんちて。
しかも「ギャップ」をセットリストの中に組み込んでたから、いつもならアンコールで余力使い果たす用のテンションがずっと続いてた。
「青い夏」も「THE CLUB」も「UFOバンザイ」も、何ていうか、こう、耳から染みてくる。
新曲も作っておきながらこうやってツアーごとに表情を変えて、面白いなぁ、面白いなぁ、と思う。
「FLy」も「黄金WAVE」も「バレリーナ」ももちろん「ピース」も、徐々に顔色を変えながら常に新鮮。


アンコールでコウセイまでダイブ。
「ダイブなんて初めてしたぞ!」最初やり方分からなくて柵のところでもたもたしていた。
いい顔だぁ。そして土俵入り。
カオス!もう、いい!どうなってもいい!


思い残すところなし。オオサカ、ダイスキデス。


この一週間で裕(ぼら)斉藤さん(髭ちゃん)伊東君(スパルタ)っていう、
自分内ギタリスト割合の9割を占める男たちを見てしまったので、胸焼けしそう。ときめき過ぎて吐きそう。
しかし伊東君気持ち悪かった。止まらない麻原化。


生きててよかった。


「自分→自分」への感情は常に把握していても、「他人→自分」の感情がたまに見えなくなるときがある。
それがないと生きている意味なんてないわけで、(自分の世界に自分しかいない、悲しい)
それを媒介してくれるのが、自分の場合は、自分の好きな音楽なんだなぁ。
それを確認するためだったら、大阪でも北海道でもどこでも行ける。