火曜日嫌い

やまもとのブログです。

スパルタローカルズ CLUB QUATTRO 7days 4th day“Dreamer day”@渋谷CLUB QUATTRO

中日です。
BGMがふっと途切れ、「青い夏」のイントロをループさせたSEが流れる。
伊東君東京メトロ柄のシャツ。
コウセイの開口一番「Dreamer!」


青い夏
夢ステーション
ディストーションブルースボーイ!
パーティー
パーフェクトソング
sugar
ナイトエスケープ
ボウイ
ヒビヤ
オオカミ男の唄
僕はライオン
希望
ロックとハニー
黄金WAVE
トーキョウバレリーナ
ピース
GET UP!


Stay Dreamer
FLy


「青い夏」からタメやキメのアレンジが変わっていて、おおっ、と思う
「ナイトエスケープ」〜「希望」までの流れが気持ち良くてちょっと寝た
まさか!スパルタで寝るって!
だってあんまり心地よくて…ひなたぼっこしながらうとうとしてるような気分になっちゃって
やっぱり「ボウイ」のピアニカには目印シールがペタペタ貼ってあった
曲間に光広が鳴らした音に、「…渋い音やね。40過ぎのオッサンの音みたい」
「オオカミ男の唄」なんてほとんどライブで聞いたことないから色んな方向ガン見した
照明がうねって渦を巻いて過剰な歌声と過剰なギターを巻き込んでかき回していく
「先週、真君『ギャップ』トチりやがって…止まるってどういうことや!ビンタした!」
とか言って伊東君がぺこぺこしておいて「ロックとハニー」のイントロをトチる。
「こういうアレンジやぞ!」
バレリーナ→ピース→ゲッタップでテンションうなぎ登りのブチ上がり
ゲッタップでコウセイ、歌詞を放棄する
曲中に爆笑が起きるってこともそうそうないと思います
楽しくてずっとニヤニヤしていた。
今まで綺麗に組み上げたものを根っこからぶち壊してまた組み直す


アンコールにコウセイがキョンシー跳びで出てきて、そのまま伊東君に突っ込む
伊東君は無反応
「じゃあ、みっちゃん、あの曲を」
オルガンのメロディをベースで。光広の一本指奏法がちょっと見たかった…
淡々とした演奏と歌声、抑えた感情と頭の中がふわふわ浮き沈み。
「FLy」で綺麗に〆。


「Dreamer」が異質なことは確かに思っていたけど、もしかしたらすごく良くできたアルバムなんじゃないかと
終演後の物販を眺めていて、次々に「Dreamer」が売れていく様を見て思った。
ラブソングのアルバムだ、と当時コウセイは言っていたけど、
このアルバムを聞いていて感じるのは、後ろ指を指されていないかどうかを常に気にしながら日常を生きる気持ち、
背中に「バカ」と書かれた紙を貼られていないかどうかが常に気になってしまう気持ち、
後ろめたさを背負いながら、それでも何かを信じたくて仕方ない、という感情ばかりだった
それが今の底抜けなバンドの状態にくるまれて生々しくならずにいたんじゃないかと


先週のセットリストが羨ましくて仕方ない。
「さんぽ」と「ロマンチックホテル」がめちゃんこ聞きたかった!
ロマンチックホテルのギターがスパルタの曲中で1、2を争うぐらい好き
「さんぽ」の終盤、「明日は暇なのかい!」に向かってどんどん暑苦しくなっていくところとか、聞きたかった
またやってください