Some Get Town tour＠LIQUIDROOM ebisu

the telephones/スパルタローカルズ/犬が吠える by Takashi Igarashi

924の時の重苦しい、上から押し潰されそうな空気は薄れ、会場全体がライブそのものを
楽しみにしているような気がして、待っている間が楽だった。
右側、それはノブ側
どうやら右側と左側でノリが全然違うらしい、メンバー登場と共にスイッチが入る右側
「サムゲタン！東京！ウルトラ！　ダンス！」
たぶんどんなにでっかい会場やアウェイのイベント放り込んでもこんなライブなんだろうなあ
乗っかった地面の下から間欠泉が噴出して、そのまま空高く放り上げられちゃったみたいなライブ
「ジャンルは違っても音楽は音楽なので、みなさん楽しんでください」と石毛
ノブがかめはめ波を連発していた
早々に「urban disco」を繰り出して、ラストは「LOVE&DISCO」でとことんまで躍らせる

カクカクしたSEに乗ってコウセイがカクカクした動きで登場。
最近のスパルタは激しさの中にも押しと引きと愛と笑いと切なさと心強さがあって、
全く目が離せません
「チャランボ」でいきなりトップギア、曲中に地声で「スパルタローカルズです！」
伊東君もいきなり吹っ飛んでいくし…2曲目から「ピース」！
先日のUNITであんなにじっくりと見られたのが嘘みたいだ…
右からも左からも後ろからも腕が上がってる
周りが楽しそうにしてるとどんどん楽しくなってきてしまう、完全におばちゃんと化しています

伊東君が叫んで、ギターソロで頭沸騰しそうになって、
とんでもなくこのギタリストが好きだなーと思ったり
途中でストラップ切れて床に座り込んで弾いて、最後膝にギター乗せて弾いてた
「喉が…喉がカラーカラァ！」ジャカジャーン、ジェッジェッジュー！ご一緒に！
何このよくできた楽しいエンターテイメント。
コウセイがギターをチューニングしながら、
「少々お待ちください」って小田和正？を歌ったと思ったら、
「もし君に〜ひとつだけ　強がりを言えるのなら〜」槇原ｗ
お客さんが手拍子して、コウセイ「もう恋なんてしないなんて〜」＆客「言わないよ絶対〜」
ほんとこの人達ばかじゃなかろうか、大好きですｗ
倍速CHAOSで爆笑、コウセイが視界から消えたと思ったら、床でのたうち回ってた
「すみません、取り乱しました」
「スパルタローカルズ渾身のパ　ッフォーマンス、いかがだったでしょうか？」

最後の「水のようだ」がまた良かった。
歌詞が知りたいな。サビのメロディが耳に残る。コウセイの声が柔らかく伸びて、あたたかい。
面白いなあ…私はスパルタに何回はっとさせられたら気が済むのだろうか
そして更にびしょびしょになる。すみません。

1.チャランボ
2.ピース
3.GET UP
4.サンク
5.JET JUICE
6.パレード
7.CHAOS
8.水のようだ（新曲）

がっちゃん上手。河野さん下手。中央奥にベース。上手奥にドラム。
五十嵐毛先だけがウェーブかかってて、安西肇みたいになってた。
犬が吠えるＴシャツにダメージジーンズ。太もものあたりがぶかぶかだった。
出てくるなり沸き起こる歓声と、「五十嵐！」の声。
それを笑いながら「そんなんじゃないから」河野さんに向かって「おかしいよね？」
空気がやわらかくて良かった。固唾をのんで見つめているあの空気は、ちょっときつかった
半分ぐらいが924でやった曲だったと思う
「歩き出そうぜ　薄目開けて」「中央線が止まっても　最終に乗り遅れても」
「生きていたい　来週も　再来週も　多分それでいい」引っかかる言葉がたくさん。
シロップの時よりは抽象的になってるのかなあ…という印象

河野さんのギターは完全にバッキングに徹してるんだけど、常に音を鳴らしてるので
隙間なくずっと音がある状態。五十嵐ギターがメロを弾いてて、それもかなりはっきりしてる
ベースのjoe-koさんはコーラスもこなす、五十嵐の声に女の人の声が絡むのが新鮮
ところどころ「ちょｗ河野さん頑張り過ぎｗｗｗ」と思わざるを得ないギタリズムが見え隠れ

924の時は、正直ピンと来なくて、自分がシロップにこだわり過ぎているのかなあ、
これからずっとこんな感じなのかなあ、と思って悲しくなっていたけど、
その時とは比べ物にならないぐらいバンドがバンドらしくまとまってたと思う
声出てないなあ、とか河野さんがギター変えてるの待たずに曲始めちゃって、
河野さんが何音か入りそびれたりしてたけどｗ五十嵐…
アンコール1曲。ＭＣなし。

ハケていく時の河野さんの横幅がやばかった。丸い。
がっちゃん歌い終わってギター置いてすぐいなくなった。

スパルタ来年11曲入りシングル、キネマ倶楽部でワンマン、アメリカツアーだって。
ほんとこの人達ばかじゃなかろうか、大好きですｗｗｗ