火曜日嫌い

やまもとのブログです。

ダイノジロックフェスティバル終了致しました。勝手に感無量です。
終わりが近づくのが寂しくて仕方なかった。
バンドの皆様がダイノジありがとう、とか言う度にこっちが嬉しくなったり。
「深夜高速」というフラカンの曲の「生きてて良かった」というフレーズについて、
大谷は「それはきっと、今日のことを言うんだと思います」って、
ベロベロに酔った状態で語ってくれた。そういう暑苦しくてまっすぐなところが大好きだよ。


全部見たワケじゃないけど、見たバンドみんな良かった。多彩。
以下感想・妄想の羅列。
BRAHMAN→高校生の時に初めて聞いて、齢22にしてライブ初体験。
初めの2曲はゆっくりめの歌い上げる曲で、あと3曲は知ってる曲だった。
かっこいい。トシロウ動く動く。お客さんもしょっぱなから飛ばし過ぎ。
怒髪天→酒爆とサスパズレDRFバージョンの2曲だけ!まぁサスパズレが10分ぐらいあったけど。
酒爆のラストで王子のギターのシールドが抜けちゃった。兄ぃが喋りまくってた。
流れでダイブがバンバン起きてびっくりした。おもしろお父さんとミスターオレンジ。
時間も短かったしグダグダっちゃあグダグダだったけど、まぁアリじゃない?
そこも好き。


ZAZEN BOYS→初見。「黒い下着」「DAIGAKUSEI」も聞けた。
「Days of Nekomachi」かっこいいなーれいとうとしのくーらーしぃー
カシオマンの右腕にびっしりある入れ墨すげーなぁ。アヒト素敵
音がバキッとしていた。
KENZI&THE TRIPS→いやもう「ダイアナ」と「ブラボージョニー」に尽きる。
ケンヂさん声も動きも若々し過ぎる!楽しかった!ブラボージョニー!
MAD3→イヤァァァァ!!!かっこいい!!
恰好をつけて本当に恰好がいいなんて素晴らしいことじゃないか!
KYOが客席に一礼して、HARUTOも同じように深々と礼、
最後にEDDIE王子がいつものお帽子・バットマンみたいなサングラスで颯爽と登場。
圧巻だったのはドラム神KYOにHARUTOがベースを捧げて、
スティックでベースを叩いて音を出すという…なんだ、儀式?すごかった…
散々ドラムセットをぶっ壊したあと、何事もなかったようにふわりと礼をして去って行ったKYOにクラリ。
銀杏→…怖い!飛んだり跳ねたりする気にならない。
剥き出し過ぎ。
ブッチャーズ→ひさ子がいたねぇ。しかもフロント。
ラストの「ファウスト」がマジでかっこよかった。


ロストインタイム→飛び入り扱いということで、演奏曲は「約束」「昨日の事」の2曲だけ!
ダイノジのラジオで出してくれって言ったら、出してくれましたー!」という
好感度急上昇しそうな海北の言葉で始まり。声の伸びがいい。曲自体が素晴らしい。
「奇しくも、このイベントが始まったのももう、昨日の事です」って。
物足りなくてワンマンに行きたくなった。いいなぁ。好きだなぁ。
fOUL→ある意味でこのイベントのハイライト。
上手には兄ィ、ようちゃん、ダイノジ、海北、などなど。
下手には袖を切ったGジャンとジーパン姿の大地キヨ。
曲数はやっぱり少ないながらもラストに来ました「ニッコッティンッ」
そこで袖爆笑。笑うのかよ!谷口さん飛ばしてた。
曲も演奏もめちゃくちゃストイックなのにどこか暖かさ、楽しさを感じさせるのが素敵なところ。
「悲しみや苦悩を歌う時、そこには必ず笑いや喜びが存在するはずだ」という、
眼鏡かけたオカマみたいな谷口さんの言葉はすごく素敵なことだと思う。



DOPING PANDA→こちらも飛び入り扱いで、曲数は4曲。
思っていた以上にアッパーで、とても楽しいライブだった。ボーカルがイケメン眼鏡。
ロックスターの名に恥じぬパフォーマンスで、曲知らなくてもノれるし楽しかろう。
これもワンマンに行きたくなった。ロックスター振りを堪能しに行かなければ。
RUDE BONES→前夜祭で「集中できません!」の名言を残した大川氏は、
ヘタレかと思わせておいて非常にクレバーなフロントマンでした。
イメージ180度変わっちゃったよ。スカってあんまり馴染みがないから楽しかった。
DMBQ→本日のキング・オブ・変態。
兄ィと同じ顔、同じ声なのになんでここまでやってること違うのか…DNAの不思議。
「楽しそうにやってるところ、お邪魔しますよ」
ゆらりと登場して悪魔が宣いました。白目剥いてもかっこいい!
唾飛ばして客が思いっきり避けてた。真二がダイブして来ても受け止めないしさぁ!
高速で横滑りしてきたりちょっと目を離した隙にベースがスピーカーの上で仁王立ちしてたり
ドラムをちょっとずつ解体してシンバルだけ前に置いて真二がドラム叩きながら叫んで、
ドラムの子がシンバル打ち鳴らして最後には蹴り倒した。


「これ、うちの新しい子!バイトで入った、よろしく!」つって、
真二はドラムの子と手繋いで帰っていきました。
袖では兄ィが寝起きみたいなトロンとした表情で弟を眺めてた。時折苦笑しつつ。
フラカン→くだんの「深夜高速」がすごくいい曲だった。生きてて良かった。
真冬の盆踊りの圧倒的な阿保力はすごい。明け方に思い切り持ち上げられた。


ネタをやる芸人さんは状況に対応し切れない人もいればいつも通りにネタをやる人もいて、
各々の懐の広さが見え隠れしたかな、と。カリカが狂ってて良かった。


大谷は「お笑いと音楽の融合なんて大それた事は一つも考えてなくて、
ただ僕の好きなバンド、かっこいいと思うバンドを集めただけなんです」と言った。
それでこれだけのイベントを成してしまうなんて、本当に、なんて素晴らしいんだろう。
バンドが楽しそうにしてたしお客さんも沢山はいってたし、
難点を挙げるとすれば0時までの出入りの不自由さと芸人フードの手際の悪さかな。
フードにいた芸人、ちょっと空気読めてなかった。人、入れ過ぎなんだと思うよ。
次はキャパ減らして出演数減らして、演奏時間を延ばして欲しい。