「セカイイチ2006 EartH あざ〜すTOUR」ｗ／フラワーカンパニーズ＠千葉LOOK

発売から少し経ってから聞いたアルバム「art in the EartH」がべらぼうに良く、
これは今すぐライブが見たいぞ、と思い立ち、3日前にチケットを譲って頂いた。
10月のワンマンは某髭と被ってるし、それまでの２か月に及ぶツアーで関東はここだけだし…
ということで久々の千葉。

まずはフラカン。
正直、常にテンションが高過ぎてついていけない！
楽しいのも曲がいいのも歌詞がいいのも分かるんだけど、どうも乗り切れない…なんか悔しい。
けいすけが猿みたいにあっちこっち動いて、全身全霊で歌をぶつけてくる。
「年をとるってこと」でギターを構えた途端に歌が疎かになる。
このおっさん愛しいなぁ。
「深夜高速」はどうしても構えて聞いてしまう。去年一番聞いた曲。去年一番泣いた曲。
意外にも千葉look初めてだと。「発展途上だと思ってたけど、千葉は進化してたんだね」

フラカンがあんまりにも盛り上げてくれたもんだから、若人たち大丈夫かしらと思いつつ、「カプセル」でスタート。
慧ちゃんが暑苦しいラスタカラーのニット帽をかぶって出て来て、
それがすぐずり落ちて目を覆うから、邪魔くさいなら早く脱げばいいのに、と強く思う。
いつもニコニコしている響ちゃんや健ちゃんはもちろん、ウッチーまで出て来た瞬間からニコニコ。
その笑顔とステージ上の空気で、ああ、今日来て良かったな、と思えた。
慧ちゃんが「おれ初めて話すネタ決めて来てん」と言うから何かと思ったら、
４日前にベロベロに酔っ払った状態で下北沢を自転車で走っていたら、
「車に跳ねられました！」
場内騒然。
リハスタに足引きずりながら来て「跳ねられてもうた！」って。「みんなドン引きやったもんな」
でも全然大丈夫！と足を床に二、三度ドンドン。「俺は不死身やー！」

やっぱり「ネクロマンサー」はかっこいいな。ウッチーばかり見てしまう。
ウッチーが変な柄シャツ着てて、チンピラみたいで素敵だった・・・ごめんね・・・
アンコールが終わってもまだ手拍子がやまないから、急遽ダブルアンコールに応えてくれた。
歌詞間違えたりしてたけど、どこもかしこも笑顔で、素晴らしいなぁ、素晴らしいなぁ、とひたすら幸せだった。
セカイイチのライブに行くと、心から「音楽っていいなぁ」と思う。
最後健ちゃんの「行ってきます！」の一言が本当に頼もしかった。