火曜日嫌い

やまもとのブログです。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008

なんだかんだ言ってやっぱり来てしまったひたちなか
フレッシュひたちで2時間ちょっと
9mm、APOGEE、MO'SOME、People、ユアソン、髭ちゃんを見ました。


会場に入って即ビール。ンマーイ!!
クロークに荷物預けてLAKEに入ると、既に6割ほどの入り。
カズ前に行ってみるけど体力が保つ気がしない。
待つこと数十分。山崎YO!一郎による朝礼で、JAPANの表紙が決まったと。すげーなー。


9mm Parabellum Bullet(LAKE)


湖畔に轟くATR。押し寄せる人波。カズは長袖のAN ALLERGY TO THE FUTURE。
9mmのライブは毎回とりあえず立ってるのに必死で、ライブがどうこうとか
あんまり覚えてないです
拓郎がカリスマだった。
あの拓郎ハンドクラップの、なんとも言えないくねりを真似してる子がいた。
滝がたっきたきで飛び回ってる間、カズがベース置いて滝側に来て普通にマイクで歌ってた!
煽りがいちいち様になってるよカズかっこいいよカズ


次のアルバムとツアーの発表、「口で言うより聞いてもらった方が早いんで」と新曲を2曲。
1曲はインスト。まさかの9mm流サーフ・ミュージックに笑いが止まらない…
もう1曲は「あなたは二度と 孤独になれない いつか必ず 分かる日が来るよ 
あなたは二度と 孤独にならない いつか必ず 分かる日が来るよ」というサビが印象的な、
謡曲みたいなメロディの曲。


後半は怒濤の音の嵐にどしゃめしゃにされ、ダイブしてくる有象無象に物理的にも
どしゃめしゃにされ、 ここまで来ると逆に気持ちよくなってくるね…。
音のバランス悪いしそもそも音量小さいし、あまりいい状態ではなかったものの、
力業で捩じ伏せる公開ジェノサイド
かっこ良さとアホさの狭間。もっとメーター振り切ってしまって欲しい
しかし全員絵になるしかっこいいなー。


1.Beautiful Target
2.Discommunication
3.Heat-Island
4.The Revenge of Surf Queen
5.Living Dying Message
6.Supernova
7.Termination
8.marvelous
9.Talking Machine
10.Punishment


汗で全身ぐずぐずの状態で森のキッチンへ退避。
「よい天」でベーコントマト串とビール。
お姉さんに「最高の組み合わせですよ!」と言われた。
旨かった。JET JUICEと氷のムーンは食べなかったー
一息ついて、森の中へ。個人的クライマックスの2バンド。


APOGEE(SOF)


全員が青をポイントにした出で立ち。
永野さん半袖シャツにショートパンツ、間野ちゃん青い麦わら帽子、内垣さん青いTシャツ
おっしーは青と水色のストール巻いて、ゆにさん青いドレスワンピ。
なんという爽やかさ!
特におっしーなんてこの灼熱の中でもやっぱり涼しげで、
時折4つにたたんだタオルで汗を拭う仕草が漫画のようだ。
サウンドチェックで内垣さんがWe will rock youを歌い出すw客から大拍手。


1.夜間飛行
2.アヒル
3.ゴースト・ソング
4. Rain Rain Rain
5.The Sniper
6.???What is the life???


感嘆。嘆息。
「夜間飛行」の時に、大きな青い(!)蝶々が飛び込んできて、
狂ったようにステージの上を飛び回ってた
嘘のように綺麗な光景だった。
真っ昼間にAPOGEEってどうなんだろうと思っていたのが恥ずかしくなるぐらい、
森の空気をあっという間に塗り替えていった。


3曲終わって、かっこよく決めたのに永野さん「アポz…です、噛んじゃった」
ライブだと永野さんどんだけギター上手いんだとか内垣さんのベースかっこいいとか、
APOGEEの肉体的な魅力に触れられて楽しい。
ラストは「???What is the life???」で、静かに、さらさらと流れていくような音と声で、
しばらく目を閉じていた。
気持ちいい。あっという間の6曲。
ゆにさんがずっと目を細めて暑そうにしてた。トライアングル鳴らすゆにさん萌え


MO'SOME TONEBENDER(SOF)


APOGEEをホワイトホールとするならば、モーサムブラックホールじゃなかろうか。
何もかも吸い込んだぐちゃぐちゃの塊がものすごい勢いでゴロゴロ転がって来るから、
「避けなきゃ!」と思う反面「あの塊と一緒になりたい…」と思ってしまって、
あっという間にぐちゃぐちゃの中へ。
サウンドチェックでベースがPAさんの予想以上に歪んでいたらしく、
しばらく調整するも「それで行こうか」とOKが出る。
そんな感じかw
隣の方と「ゆるいっすねー」とか笑っていた時は、まさかあんな…
まいっちんぐタケイ先生にお目にかかれるは思ってもいなかったんです…


アラビア語の呪文のようなSE…勇、百々に続いてお出ましになったのが…


青いペラペラのガウン一枚の武井


太い革ベルトで締めてはいるけれど、ちらつく股間とムチムチの胸元に視線が釘付け…
太ももぐらいの長さで、下にサポーターか何か穿いてるだけっぽく、
たぶん遠目で見たら、完全に変態です。
あ、いや、近くで見たらもっと変態です。
そのあまりに衝撃的なお姿に興奮を抑えられず、頭の線が何本か切れた。
すぐにグリンゴが始まっても頭が切り替えられない…太ももが…胸元が…
ハブユーからロッキンルーラで土煙が巻き起こるほど沸き上がったところでMC、
武井「…似合う?」
骨抜きってこういうことですね、分かります。
もも「9月に出るアルバムから、いい曲できたから、流星群」
もものボーカルが映える、聞きやすくて綺麗な曲


シンクロニシティは超楽しいんじゃないかと思い始めた・・・
なんでかって声が嗄れるほど踊り歌ってしまっていたから・・・
今までの中で一番体が自然に動いた。この曲こんなに楽しかったか。
ダメ押しのラキフレで、あまりにも楽しくて泣き出してしまった。
武井の太もも・・・もものセクシー水浴び・・・
あんな見せ付けるように水浴びられたらイケメンが更にイケメンになってしまうじゃない・・・
勇の・・・勇あんまり見てなかった・・・
武井ももももステージぎりぎりまで迫り出して煽ってくる。武井!武井!!
これほんとアイドルだわ・・・
そういう何もかもがとにかく楽しくて楽しくて、「とーもだっちさ!」を全身で歌いながら
ぼろぼろ・・・どろどろ?融けてしまいそうだった。
「バイバイ、またね!」というももの声で、終わってしまった。
あっという間!最後まで武井に声援を送り続けた、グルーピー?w
燃え尽きました。真っ白に。


1.GREEN&GOLD
2.Have you ever seen the stars?
3.ロッキンルーラ
4.流星群
5.Synchronicity
6.We are Lucky Friends


ドロッドロのぐちゃぐちゃに成り果てたので、森のキッチンでしばし休憩withビール。
アルコールって偉大
その後テントへ。


People in the box(WING)


ボーカルは白シャツに黒いパンツに前髪の長い黒髪のロック男子。
一聴するとありがちなギターポップ、だけど聞いているうちにボーカルの持つ独特の透明感や
ストレートに喪失や無、死生観を歌う歌詞が引っ掛かって、今ではヘビーローテーション
声とメロディの絡みが凄まじく絶妙なんだなぁ


1.はじまりの国
2.6月の空を照らす
3.失業クイーン
4.ユリイカ
5.新曲
6.She hates December
7.ペーパートリップ


ライブでの音源の再現率が高い
ドラムの子のキャラクターを見てて、Bコースにいそうだと思った
「こんなノリにくいバンド見に来て…でもそういうのが好きなんでしょ?」
次世代感がビンビンする…耳馴染みがあるようでない。古臭いようで新鮮。
午後の一番暑い時間帯に、一迅の風が吹き抜けた、そんな30分ちょっと。


テントから出たらもう「A MAN〜」が始まっちゃった!
この日一番の猛ダッシュでLAKEに飛び込む。フェスでユアソン〜♪


YOUR SONG IS GOOD(LAKE)


ステージは遠いのに、LAKE全体のお客さんがそこかしこで踊ってる。
すごい幸せな光景!
ニューアルバムの曲を中心に、アゲアゲでテンションMAXのダンスタイム。
なりふり構わずとにかく踊る。跳ねる。あー、楽しいね。
次長はピンクと黒のボーダーTシャツ。
ブガルーで下手の櫓に登って、散々煽った後に上手にダッシュしてまた登って煽りまくる。
きゃー、次長かっこいい。次長絶対黒縁眼鏡の方がかっこいい。
服部君がみんなに愛されてるんだなあというのがよく分かりました


The Outroがグダグダ過ぎたwww
JJが服部君を肩車して、そのままオルガンの上に小動物のような服部君を降ろしてモーリスが
オルガンぶっ叩いたりダータカが叫んでたり、かなりカオスだった
シチュエーションとの相性が抜群だった。面白!


1.A MAN FROM THE NEW TOWN
2.熱帯ボーイ
3.MOVE OR DIE
4.ACTION!!!!!!
5.THE CATCHER IN THE MUSIC
6.THE HEY!
7.ブガルー超特急
8.The Outro


KREVAがやってたはずのGREEN STAGEから
「イツナロウバ」が聞こえてきて、お客さんが磁石に引き寄せられる砂鉄のように
GRASSに向かって行くから、 まさか!?と思ってたらMCUとLITTLEの声が聞こえたから
超びっくりした!
その後「アンバランス」まで。すげー。
真夏に聞く「イツナロウバ」ほどセンチメンタルなものはない。


LAKEに戻る。
…人少ねーーー!!!
そうだろうとは思っていたけど本当に少なかった。
でもまさに、「そんなの関係ねぇ!」な大トリのアクトだった。


髭(HiGE) (LAKE)

  1. DJシラフ。

スタッフさんがシラフに話しかける時、マスクの前で手をぶんぶん振って気付かせてた。
視界が狭いのね
ARABAKI振りの髭ちゃんです。
ARABAKIのステージでいきなりジャイアントスイングかけられてそのまま放り出されたような気持ちになったり
Electricに面食らったりしていたので、ワンマンにも行ってないし、
Electric買ってないし・・・
なのでちょっとビクビクしながら待っていた。失礼な話だ。髭ちゃん髭ちゃんだった。


Electricも白薔薇も須藤さんの采配による終わりの見えないジャム状態
五人の囚人、ハリキリ坊やで一気に上げて、「夏だから、」とサマータイム・ブルース
夢でさよならで一気に下げる。
そこからまた黒に染められて、溺れる猿で瞬間的に沸点へ。
須藤さんステージ後ろのセットにわしわし登って、照明がそれを追っ掛ける。
わー・・・無軌道・・・
相変わらず下から見上げる斉藤さんの凍った目線はたまらんな・・・
どうせ私なんて下衆な生き物ですよ・・・みたいな気持ちになるな
吹き込む風で斉藤さんの髪が揺れるのを見て、ああ、去年はKISSだったなあ・・・と、
あの真っ赤なルージュを思い出したりしていた


ダーティーは本当に混沌としていた。
「既に行き詰まっちまった俺たち!」「でもそんなの関係ねぇ!」
この辺は須藤さんなりのシニカルさと多少の嫌味なんだろうけど、
なんか本気で心配になってしまった、よ・・・
宮っteaがずっと須藤さんを見ながらタイミングを見計らってて、
斉藤さんも全体を見ながら落としどころを探している感じだった。
須藤さん「ありがとう、・・・ファッキュー!!!」www


本編ラストは1mg。
いつの間にかシラフが戻ってきた
望んで金魚鉢の中で飼い殺しにされているような、溺れているようなこの音に、
フェス最終日の、レイクの、大トリの、この場所で聞けて良かったなあ
なんかふわっとした感じで終了。
アンコールを求める声が止まない。


アンコール、「君たちの歌だよ」と言って、「寄生虫」・・・嫌味か!!
ベイビベイビベイビベイビ、寄生虫たちはみんな真っ直ぐ必死にジャンプして歌う。
なんだろうこのバンド。見れば見るほど分からなくなっていく。
近づいたかと思ったら一気に引き離された。ちくしょう、上等じゃないか。
どこまで引っ掻き回したら気が済むんだ、この鬼っ子たちは。
してやられた!やられちまった!やり逃げされました。


1.Electric
2.白い薔薇が白い薔薇であるように
3.ロックンロールと五人の囚人
4.ハリキリ坊やのブリティッシュジョー
5.サマータイム・ブルース
6.夢でさよなら
7.黒にそめろ
8.溺れる猿が藁をもつかむ
9.ダーティーな世界(Put your head)
10.1mg


EN.寄生虫×ベイビー×ゴー!


1時間ぐらいやってたっぽい。終わってすぐ花火が上がった。
帰りもフレッシュひたちで2時間ちょっと。
帰ってきて風呂入ってたら背中くっきり下着焼けしてた・・・背中!?
水色のTシャツは紫外線通しちゃうんですね。学んだ。
さて次はいよいよEZOだなやー
お疲れ様でしたー