火曜日嫌い

やまもとのブログです。

te'@渋谷CLUB QUATTRO

「音楽を汚すものは、 悦楽でも、惰性でも、官能でも無い。 現実が要求する打算と、経験から生まれる熟慮、それに反省。 現実を汚す音楽を救えるものは、受取手の無垢という表現」


新宿からほぼ手ぶらで渋谷に移動。
3rdアルバム「まして、心と五感が一致するなら全て最上の『音楽』に変ずる。」リリースツアー皮切りのワンマン。
初めてライブ見てから1年越しでやっとワンマンが見れた。
完成された独特の世界観とステージングがひたすらかっこよく、
あと残響レコードのバンドに共通して流れる過剰ないなたさの極みを見た。
緊張感が(曲の間は)途切れることなくひたすら圧倒された2時間弱。


橘さんのドラムがバッキバキで、hiroさん側にいたのに橘さんばっかり見てた。
橘さんの筋肉はカッチカチやぞ!
hiroさんは序盤からすごく楽しそうで、時々きらっきらの笑顔でドキがムネムネした。
視覚的にもサウンド的にもくるくると飛んで回るhiroさんとは対称的に、
セッティング最奥から横糸のようにしっかりと音を繰る河野さん


『嘘』はメリハリの利いた押しと引きのコントラストが美しく、
リード曲になってるだけあってメロディギターが際立って分かりやすくかっこ良かった
あと『恐』が、3分20秒という短い時間で完結しているとは思えない深さで、
アルバムで聞いた時はあまりピンと来なかったんだけど、ライブで見たら凄かった。


マサおしゃべり舌好調。「…そろそろ飽きた?」
ベース弾いてる時はかっこいいのに喋るとgdgdだ…
でもこの人がte'の文字関係を司ってる
「北海道で住民票を北海道に移したい、って言ったんだけど、やっぱり東京が最高です」
喋ってる間に河野さんが音出してると、「ちょっと、うるさいよ!」「俺のステージは今なんだから!」
BEAMS綾波T着た河野さんにマイク向けて、なんでこれを買ったかを話す河野さん。
「アスカだったらアウトだったね。おれアスカ派なんだけど」
hiroさんも一言挨拶。
「何が聞きたい?」って振ってポニョ歌ったり。
アンコール出てきて「橘さん知らない?」いあくなったらしいw
「…ちひろ叩く?」出てくるわけもなく。ドラムセットに座るマサ。
ベースを持ってみる橘さん。「これどうやって弾くの?」そしてまさかの口ベース。


終盤に近付くにつれて解放感のような達成感のようなものを感じて、もはや気持ちが良かった。
清清しい。
最後は滝と和彦乱入で雪崩れ込む人波と暴れまくるマサ&hiroに煽られて怒涛の終焉。
最後はしゃいじゃった。楽しかった。かっこいい。

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1.人間は自由なものとして生まれ、至る所で『鎖』につながれてゆく。
2.如何に強大な精神や力といえども知性なくしては『無』に等しい。
3.いつも好転する未来を望み、しかし時節の変化は『恐』れている。
4.大胆は無知と卑劣の子であって、他の資格よりはるかに『劣』る。
5.他に寄せる信頼の大部分は、己の内に抱く自信から『生』まれる。
6.愛も信仰も同じ様に日々のささやかな勤行でのみ『維持』される。
7.具眼の士に検閲されることは、最も正しい『価値』の決定である。
8.詩はただ、病める魂の所有者と孤独者との寂しい『慰』めである。
9.人は他人の不幸には充分耐えられるだけの強さを『持』っている。
10.思想とは我々の選ぶものを見せず、我々の好むものを『見』せる。
11.美しき旋律も、音を語る言を持たずしては心にも『留』めがたし。
12.何らの苦しみにもあわずして、何人をも幸福とは『呼』ぶなかれ。
13.欲は全ての言葉を話し、全ての役を演じ、無欲者すら『演』ずる。
14.夢とは現実という平凡なものに付ける美しさに似た『嘘』の俗称。
15.言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ。
16.沈黙中の表情にこそ、言葉選びに勝る本当の雄弁が『存在』する。
17.意味の在る巡り会いを求めず、出会いに『意味』を見つけて行く。
En.-1
18. 己が分を知りて及ばざる時は速やかに止むるを『智』と言うべし。
19. 我々は希望に従って約束をし、恐怖にかられて約束を『果』たす。
En.-2
20.死闘、勇鋭、死憤、励鈍、倖用、待命、陥陳、勇力、必死、冒刃。