火曜日嫌い

やまもとのブログです。

漫才バカ一代 第27幕「年忘れスペシャル漫才万々歳!2008」@文京シビックホール小ホール

西麻布ヒルズ/ペイパービュウ/東京ペールワン/米粒写経/U字工事
ゲスト:磁石/エルシャラカーニ/ナイツ
エンディング:マキタスポーツ


U字工事M-1決勝進出を喜ぶサンキュータツオさんのブログを見て、面白そうだったので行ってみました。
「漫才バカ一代」は、「関東漫才の火を消すな!」 という意気込みで立ち上げられたライブ。
ずっと見たいと思ってたんだけど都合がつかず、今回初めての観賞。
前売は完売の超満員。
配布されたパンフレットも晴れの舞台へ駒を進めたレギュラーメンバーへのお祝いムード一色。
前説は元・無免許ライダー。
誰でもピカソやレッドカーペット出演時のものを交えたオープニング映像、
三平さんとタツオさんの「司会ズ」による出演者紹介の後、ライブがスタート。


磁石
モテたい、ラブレター
「ヤリで突き刺してやろうか!」
後半で永沢さんがいくつもボケを重ねて、それを佐々木さんが一気にツッコンで看破するくだりは、
積み上げたテトリスの最後の一列に長い棒がちょうどはまった時のような快感を覚えた
一個残っちゃうところもまた面白かった。


西麻布ヒルズ
デート
「うわー、今日パ○パンですねー」「…お前、今何て言った?」
人種、国籍、宗教、あらゆるものを差別する差別漫才
これは放送出来ない…
黒人いじりと宗教ネタ満載


ペイパービュウ
ラーメン屋
ただ立っているだけで笑われる見た目が
それに気付いて「僕、何もしてませんよ!じっとしてましたよ!」
漫才中に何もしていないことを主張する漫才師
危険なボケを繰り出す見た目がに、「お前はもう西麻布ヒルズと遊んじゃいけません!」
「黒人より日本語の下手な日本人」であるところの見た目が
もはやボケているというより、一生懸命しゃべっているのを見守っているような心境に
漫才中に気もそぞろになって、三平さんに「気を抜くな!」と注意される
「初めて見た人びっくりしてるよ!」
プロレス技が出て拍手が起きる。
「くしくもラーメンマンブロッケンJr.にかけた技です」


エルシャラカーニ
しろうさん坊主・赤タンクトップ・白ズボンという出で立ち。
ひとしきりボケた後でお客さんに「面白い?」
しろうさんが何を言っているか分からないけどとりあえずボケているらしいことを
喋った後で、清和さんが「何喋ってるか分からへん」と放棄する
コンビニで万引き。コン引き。何喋ってるか分からへん。


東京ペールワン
すごいゆっくり出てくる。勢いがないw
言い回しと言葉選びが面白い。「座ってみる?」「悪くないね」「…すごい違和感」


米粒写経
ジェンキンスですかー!」で始まり「そんなわ〜け〜ねえだろ〜」で終わる
早稲田大学悪の枢軸
居島さんが解説に挑戦。金太郎。サラリーマンじゃない方の。
タツオさんの薄紫のスーツと紫のシャツが眩しい。
米粒写経は小朝の三代目円朝襲名を応援しています!」


ナイツ
ヤホーでSMAPについて調べてきました。
何度も見たことあるネタだけど面白かった。長尺だとラストあんなことになっちゃうのか。


U字工事
栃木で起こった今年一番の大事件。かんぴょう農家が減少している。
かんぴょう生産量の90%は栃木で、あとの10%が茨城。
「急がねえと後ろから茨城が迫ってくっぺ〜」
「お前一日にかんぴょう巻き何個食べてる?」
「水戸納豆のワラみてえな頭しやがって!」「おしゃれだべ〜!」
「貴様、茨城に寝返ったな!」
面白かった。和む。かわいい。なんかちっちゃいし。
後ろに座ってた女性がネタ中に「そんなわけねーし」とか「嘘くせえ」とかずっと喋ってて
挙げ句「ごめんねごめんねー!」を一緒に言いやがったので気が散ってしょうがなかった


企画コーナーは「なりきり漫才」
MCはタツオさんと比嘉モエル
相方が沖縄で月〜金の帯番組レギュラーを始めたのでコンビで出られない。切なっ。


西麻布ヒルズオバマ戸田奈津子
これは…ひどい…w


ペイパービュウロード・ウォリアーズ
「スラムでネズミを食って生きてきたぜ!」「…」「プロレスネタ、アウェー!!!」
男の人2人ぐらいが大爆笑してました。


東京ペールワン北島康介加勢大周
ものすごく完成度の低い2人w


米粒写経タモリ田母神俊雄航空幕僚長
Wタモさん。
オールバックにブラックスーツ、真っ黒いサングラスのメンインブラックみたいなタツオさんと
あまりにも似合い過ぎている自衛官制服の居島さんが出てきた時、
会場内の女性から「かっこいい…!」といううっとりとした声が上がってたので、
このライブでの米粒写経の立ち位置が良く分からなくなりました。
弔辞と論文を一緒に読む。


U字工事石井慧上野由岐子
薫さんユニホーム。卓郎さん柔道着。
セクハラからの3ストライク、バッターアウト。
ちゃんと女の子喋りをしている薫さん。


エンディング。
U字工事からご挨拶。盛大な暖かい拍手。壮行会みたいだ。
これまでアンタッチャブル、ポイズン、サンドウィッチマンなど、
漫バカにゲストで出たコンビはM-1の決勝に残るというジンクスがあったのが、
今回初めてレギュラーからの進出ということでみんな心から喜んでいる様子だった。


何度もゲストとして出ているナイツ、次回出演のオファーも受けた。
「いっそレギュラーにしてくださいよ!」
最後にマキタスポーツさんが出てきて漫才バカ一代の歌をみんなで歌う。
メンバーそれぞれについて歌にしてきた。ワッハッハー、ワッハッハー


アンダーグラウンドとメインストリームの狭間みたいな良いライブでした。