火曜日嫌い

やまもとのブログです。

fresh!/ハルキゲニア(清水一登/ナスノミツル/山本達久)+山崎阿弥@CLUB GOODMAN

fresh!は1番目。
お馴染み「夏の扉」と共に幕が開く。
チェコにゆかりの松田聖子さんの曲です」
藤井さん絶賛骨折中につき、松葉杖で移動して椅子に座って演奏。
メインの人のドラムが最初から真ん中にセッティングしてあるので、
秋山さんは上手奥に位置して、フロントに右から中俣さん、伊東君、中村さん、藤井さんの並び。
伊東君は赤と黒のボーダーロンTに、いつものダルダルシャツとダルダルズボン。


1.ハイビスカス
2.YAO OH! YAO
3.やさしさSAYONARA
4.北の長男坊


4曲ですが何せ1曲あたり7分前後なfresh!なので、しっかり40分ほどやってくれた。
藤井さんがギプスしてるのに立ち上がったり椅子の上に膝立てたりそれでふらついたりするから
ハラハラしてしまった…大丈夫なのか…
北の長男坊のラストが自由。
伊東君も右へ左へ視線を走らせつつ、中俣さんと笑い合いながら弾いてた
「どうやるんだっけ…」「ジャーン、で繋いじゃえばいいんじゃない」
そこから曲を終わりへ導く洪水のような展開。ぽかーん。


「我々は見ての通りのメタルバンドです」
「あんた何言ってるん、八尾盛り上がってるで」
「骨折り損ということでね、骨折してるだけに。…いま座布団系のこと言いましたよ」
「え、おれ1曲ごとにMCするの?」
チェコ語で何て言うか、後で教えてください」
「改名するかも知れない…噂を流そうか」
「CD-R売ってます。700円?600…500円?…じゃあ今日は500円で売ります」
「口を開けばお金の話しかしない」
fresh!はお笑いバンドらしいです。
今日も面白かったです。週に2回も見られるなんて幸せだなあ


続いてはこの日が初お披露目のお三方。
楽譜見ながら演奏してたけど、あんなの楽譜見て出来るものなのか。嘘だ…
序盤は隙間がたくさんある音で、気持ちよくゆらゆら。


中盤で山崎阿弥さんというアーティストの方を招き入れた。
マイクがマッチを擦るかすかな音を拾って、小さな蝋燭にその火を灯すと、
手のひらに蝋を垂らしてそこに蝋燭を立てる。
その火を操るように指先を燻らせて、囀りのような、歌のような音を出す。
バンドの音に共鳴して、メロディをつけたり、小刻みに声を震わせたり、自在に行き来する。
マイクの前に立つ女性が紡ぎ出す世界が力強くて綺麗で、見惚れてしまった。
あっという間の1曲。素敵だった。


「最近入れ歯の調子が悪くて滑舌が悪いんです」
「質問!これバンドですか?」
「えっ…ぼくはバンドのつもりでやってましたけど」
ラストはブルース調。でもやっぱり自由。 面白かった。