mudy on the 昨晩＠SHELTER

ステージ上と客席のテンションに差があり過ぎて、何かそういう前衛的なアートでも見ているような気持ちになった
変則的なリズムが多く、ノリにくいのは確かだけど、とても分かりやすいのになあ

ワンマンだけどホーム感は薄く、まだ様子見、といった固さに満ちていた
今までイベントで見たどのライブでも常にアウェイ感が漂っており、
ワンマンならもっと汗と熱気に塗れて、叫び声と歓声が飛び交って、
客とバンドとの熱のぶつかり合いが爆発するような一夜を夢想していたら、
ワンマンでも彼らは変わらず平熱で(パフォーマンスはぶっ壊れてるけど)しかし熱かった。

アウェイ感と同時に、矛盾することに馴れ合いに近い空気を感じてしまい、
新人バンドなのに客に未知との遭遇を期待する昂ぶりがあまり感じられず、
既に保護者のようなスタンスで接しているのではないかという錯覚に陥った。
バンドにフレッシュさがない≒老成しているから、客も似るのだろうかと思ったり思わなかったり。

本編ラストでワティフォが頭からダイブするも、8割が女の子だったためかサッ…と避けられてしまい頭から落下、
アンコールでは頭を冷やしながら出てきた。

1.パウゼ
2.marm
3.ZITTA
4.ミグルス
5.ASAI
6.NO ROOM
7.Fashion
8.キセル
9.ニュータイプ理論
10.ヒズミ・タカコ
11.POLICE
12.kau's
13.Ozis

EN-1.205

持ち曲全部出し尽くした。
7曲目の｢Fashion｣は4/22発売のコンピ｢kill your T.V.'09｣へ提供した新曲。

そうは言ってもこれから先、ぐっちゃぐちゃのドロドロになったライブも見てみたいっす。
曲が終わって客電が上がった瞬間、早速｢次のライブが見たいなあ｣と思った