火曜日嫌い

やまもとのブログです。

peridots Tour“Mad World”@新代田FEVER

2年振りぐらいの高橋さんの歌声。
300人のキャパが溢れかえってしまう(ライブ中に前に詰めるようにスタッフに促された)ほど、
期待値の高かったこの日。
お客さんの純度が高くて、ライブも素晴らしくて、1時間半どっぷりと浸れた。
「こんばんは、peridotsです!ようこそFEVERへ!今日は楽しみましょう」


「1年前ぐらいに、もう音楽を辞めてしまおうかと考えたことがあった」と。
水を打ったように静まり返るお客さん。
「でも今すごく自由だってことに気付いて、光太郎さんとも再会して、
これからは何でもできる、って思ったらすごく楽になった、
今はやりたいことがたくさんある」と言ってくれて、本当に嬉しかった。
この歌声をまたこうして聴くことが出来た。


照れくさそうに笑う光太郎さん。
シールドを直してあげたり、捩れたストラップを直してあげたり。
「優しいんですよ」


中盤の「夜のページ」から「eyes」の流れが凄まじくて、気付いたら何の前触れもなくぼたぼた涙が出ていた
歌を聴いて、その感情を表す方法として、感激するとか、口ずさむとか、それ以上の気持ちになった時にどうしたらいいか、
私はその術を知らない


「労働」はバンドがジャムのようになり、音が混然と鳴って延々と続くのではないかと思わされた
バンドの音がいくら強くても、高橋さんの声が沈むことはなかった
本当に声が強い


FIREさんがPeriTシャツを着ていて、それを指して「これ、これが初めて作ったTシャツで…」
「これって、俺のことかと思った」「そんなこと言うわけないじゃないですか」「いや、いつものことでしょ」
daimasの日記スペシャルの時の高橋さん腹黒説を思い出したw
「大阪では完売したという・・・」客「おおー」「いや、『おおー』じゃなくてっ」


この音は、この声は、もっともっと大きな場所で、多くの人に愛されるものだと思う
今日の300人はとても贅沢をした


<セットリスト>

1.My Mind Wanders
2.オールライト
3.メトロ
4.急に石が飛んできて〜ラプソディーフォールズ〜罪
5.follow the stars(in your heart)
6.エキスポ
7.EVERY LOVE SONG
8.アイ・ウォント・トゥ・ビー・トビー
9.夜のページ
10.eyes
11.Raining,raining
12.andante(新曲)
13.“shoulder”
14.労働
15.ライフワーク
16.リアカー


EN-1.ナッシング・イズ・カミング
EN-2.You are the song
EN-3.歌は常に雄弁である


Peridotsのお客さんはおとなしいです」客「……」「そういうのいいですね」
「ここから徐々にライブや音源など、然るべきタイミングで出していきたいと思いますので、
ついてきてください」と。


「労働」が、ここからまた一歩を踏み出す踏み切りのように聞こえたなあ、などと思い出しながら帰宅。