火曜日嫌い

やまもとのブログです。

LOST IN TIME@SHIBUYA-AX

すごく不器用で、要領悪くて色んなところにぶつかりながら成長していくバンドなんだな。
恥ずかしいぐらいに正直で、その真っすぐさが人を惹きつける。
海北の声はかなり荒れ気味、時折つらそうに見えた場面もあったけど、
あの声の力はやっぱりすごい。歌詞を追いながら小さく歌ってて、何度か泣いた。
声に引かれて見逃しがちだったけど、ベースがかなり激しくて弾き方かっこ良かった。
もったんのギターが3ピースとは思えないぐらい丁寧。メロディー引っ張ってる。


終始言葉がまとまらない海北、アンコール前に「結論だけ言ってしまうと、
あなたもLOST IN TIMEっていうことです」と。言いたいことはすごい分かるよ。
もったんの言うことにひとつひとつ頷く海北がちょっと可愛かった。


「最後に、一番新しくできた曲をやります」と言ってラストに演奏された、
「冬空と君の手」というタイトルの曲。1stアルバムのタイトルだねぇ。
僕の左手を握ってくれませんか あなたの右手で掴んで みたいな。あったかい歌。


2階席に源ちゃんファミリーが大挙していた。ほのぼの。
すごく大事にしたいバンドだ。ずっと自分の中で暖めていたい歌がたくさんある。


・アンコールの「あなたは生きている」で、ローディーロストンタイムの人にピアノをセッティングしてもらう。
椅子を忘れているのに気付き、自分で袖に行って椅子を抱えて帰ってくる。
マイクの位置を直したりする度に、「すいません」て恐縮する海北メガネ。
・もったんのマイクの位置と比べるとやはりかなりデカい海北タヌキ。
・もったん喋ると途端に幼くなる。源ちゃんはお父さんみたい。逞しい。