火曜日嫌い

やまもとのブログです。

怒髪天@リキッドルーム恵比寿

「春の海」(テン、テケテケテケテン…)が流れる中、1曲目から一番星ブルース!
兄ィは新調したオリジナルのシャツに黒のネクタイ、腕には「俺」リストバンド!
あー、かっこいい…何この人。有り得ない。
久々の「情熱のストレート」でガツンと喰らわされ、初っぱなから飛ばす飛ばす。
「売り切ったヨ!」という兄ィの言葉通り、かなりの人の入り。
坂さんは例のSAKAツナギ、シミは怒りマークの入ったTシャツ、王子はジャケット、袖まくり。


新曲を2曲お披露目してくれた。王子の泣きのギターが唸る「傷跡のバラード」と、
「ロックでない奴ぁロクデナシ!」という必殺のフレーズが素晴らしい「ロクデナシ」。
毎回思うけど何でこんなにハズシのない曲を次々作れるんだろう。素晴らしいな。
坂さんのポエム「うどん」「暖房について」の発表もあり。
兄ィいわく「他のバンドだったらポエムなんか読ませてもらえないよ!」


今日は二回公演でした。オープニングからもう一回始まった。4人ともお色直し。
王子が出てくるなり真ん中のマイクで挨拶。ちょっとときめく。
普段ライブではあまり話さないけど、アツイ人だっていうのは良く伝わった。
兄ィ舌好調。「俺達界隈…俺達と、ここにいるお客さんの中で今年はガンガン行くから!
…周りから見たらボチボチ、でも俺達界隈ではガンガン!」禿笑う。
何かと「国か!国か!」を繰り返していて、「…俺もヤッベェな」と笑ってた。
歌いながらどんどんステージからはみ出していって、終いには椅子席の前にある柵の上を闊歩しながら歌うし煽るし。
元気だな!かっこいいな!


最後の最後が「孤独くらぶ」で、頭のてっぺんからビリビリする。
今までこんなに楽しませてくれて、最後にそんな切ない表情見せられたら…
惚れる!
「ここに来てる人は、一生、死ぬまで怒髪天について来てくれると確信した!
昔から言うだろ、バカは死ぬまで治らない、って!」
はい。バカなので、一生ついていきます!


12月QUATTROの「悪趣味」呼ばわりに続き、この日は「スキモノ」と言われた。
スキモノって…

兄ィとシミがスタジオからの帰りに10万円分のSuicaと定期券を拾った話とか。
いちいち「あの、丸くて大きい…ってそりゃスイカか!」って言うのが可愛い。
シミの「これでジュースとか買えるんだぜ!」には脱力しながら笑い転げた。
Xジャンプを何度もやってたり、何かの曲でシミの頭をいい子いい子してたり、
兄ィがますますおバカな子になっていた。38歳だけど。


次のアルバムは「握拳と寒椿」と連作になっていて、旧曲も入るらしい。
「カラオケに入れたいがために、アルバムに入れた曲があります!」
何の曲だろう。愛の嵐もまだ歌いに行ってないので、近いうちに行きたい。
いやいや、良かった。あんなに愛しいおっさんたちは他にいない。