MSTB2005 presents “no evil”＠渋谷クラブクアトロ

年に一度のお祭り騒ぎに行って来ましたよ
トップはPANIC SMILE。
number girlの盟友とか椎名林檎が追っかけをやってたとか、
逸話は数々聞けど、ライブを見るのはこれが初めて。
ドラムは「片っぽメモリーズ」で共演した石橋姉さん、ギターが外人、
ベースがむっくりした大男、ボーカル＆ギターに眼鏡の神経質そうな男。小さい。
変拍子に次ぐ変拍子で、リズムに乗ろうとしても簡単には乗せてくれない。
カウントがどこから入ってどうやったらそこで曲が終われるのか、予測できない。
最後は３人がハンドクラップをする中、ギターを掻きむしりひっかき回して終演。
もう少し歌詞が聞き取れて、分かりやすい曲があったらもっとカッコ良かったかな〜と思う。
面白かった。音源聞いてみようかな。

続きまして「すっぽんぽんロック」、あふりらんぽ！
いや〜、凄かった。何が凄かったって、二人が存外可愛らしいこと。
赤いドレスに赤い布を纏ってちょいと芝居がかった出だしから、
ドラムとギターだけとは思えないような重〜い、太い音が飛び出してきておののく。
「お前はアホか」なんて叫ぶわ、太股剥き出しの顔グシャグシャで、。
凄みも色気も兼ね備えたギター＆ボーカルのオニと、ヘッドマイクで叫び続けるピカチュウ。
ピカチュウが「お母さんごめんなさい、お母さんごめんなさい、お母さんごめんなさい…」
とやり出した時には、客席はだいぶ彼女らのトリコになっていたように思う。
「いつでも呼んでね」「あなたの街まで」みたいな自己紹介ソングで締め。
怒涛のように去っていった。何だったんだ！とんでもないものを見てしまったぞ。
その昔、キングブラザーズやちぇるしぃを初めて見た時のような衝撃。
大阪ってスゲェな！カオス！

最後はこのイベントのホスト役、モーサム！フロアもパンパンです。
ステージ向かって左にキーボードとパソコンがセットされ、勇がそことドラムを行ったり来たり。
一曲目から新曲！ポップ！「ロックンロール〜」とか歌ってた。
新曲を良く聞こうとする体制のまま、やられちまったよ「ラジカルポエジスト」！
頭がくがく、体は勝手に踊り出す。
勇、セッティング中はＴシャツ姿だったのに、何故かまたダウンジャケットを着込んでいた。
何かの修行？寒いの？

ダムダムパーティーでは武藤ポーズだよ武井さん！最高！
ダムダムすごかった〜、もう何回となく聞いてるけどこの曲凄い。
中盤には暗黒盆踊り、hang song→BIG-Sの最強の流れ！
武井がトランペットを吹きながらステージぎりぎりまで歩き回り、
百々は体をくの字に曲げながらのた打ち回る。
武井はちょっとおとなしめだったかな…いやさ、メチャクチャカッコ良かったけど！
ベースを縦に構えて客席睨んでるのが超カッコ良かった。素敵。ヤバイ。
チューニングしてる時もずっとなんか叫んでた。何だ。

「片っぽメモリーズ」では、「いい感じにしてくれた張本人」と、パニスマ石橋さんを呼び込み。
石橋さんのふわふわした声と百々の声の合間合間に、武井の「イーーッハァ！」という雄叫びが…
「アンハッピー」も石橋さんキーボードで参加。楽しい。
本編ラストは「it's me」。照明が真っ白でとても綺麗。

アンコールで「GREEN&GOLD」をやり始めるも、武井のベースから音が出ない。
百々が武井を指差して「オイ！」珍しくトラブルみたいで。
その間、百々が「ベースがでっかいパニックスマイル、
笑顔がキュートなあふりらんぽ、ありがとう」とか喋っていた。
笑顔がキュートなのか…そうか…
そのうち勇と二人でセッションぽいことを始め、音が戻った武井も加わり。

グリンゴはそれ自体が光を放つ星、天体、のような曲だなと思う。
結局三曲新曲をやってくれたんだけど、どれも今までにないぐらい分かりやすいロック。
どれだけ期待しても、更にその上を行くんだよなモーサムは…
百々の舌足らずな「ありがとー」と、武井の「サンキュウエブリバディッ！」にときめき。
なんか私武井のこと大好きみたいだな。参った。
CHEMISTRYがテレビに出てると、川畑が武井に見えて仕方ない。似てるよねー…