スパルタローカルズ「男の中の大人の男」＠Liquid room ebisu

始まる前からニヤニヤして仕方なかったんだけど、
一曲目「トーキョウバレリーナ」が鳴り出したらもうニヤニヤしたまま踊ってた。
コウセイ大きいサングラスにジャケットはおって伊達男風。
伊東君がＴシャツ。珍しい。光広ヒゲなくて黒シャツで…どうしようかと…
なかやまが更に痩せていたように見えた。みんな楽しそうだ。

「黄金wave」で一際高く飛ぼうと歌い踊る。曲順が楽しくて楽しくて、前後不覚！
こんな序盤から「ギャラクシー空港」、「ギャップ」とは！
「ギャラクシー空港」ほんと好き。「滑走路につ　も　る〜」からの広がりと、
曲の締めの「レイ！ホウ！」がカッコいい。良すぎ。

中盤で新曲を二曲。「魂が…こう、ブリンッ！てなるやつを」
「好きなのはロックとハニー♪」という、有り得ないほど可愛いフレーズのと、
夢の電車に乗って駅であの子を一人降ろす、みたいな曲。
ロックとハニーは歌い出しからびっくりするほどポップで、あわわとなる。
夢のやつは伊東君のギターソロがかっこ良かった。えへらえへら

コウセイがピアニカを吹く「ボウイ」の猥雑な色気にやられ、立ち居振る舞いに目を奪われる。
ピアニカに、目印になるようにか小さいシールが貼ってあった。

突然メンバー紹介やり出したり。「いとうしんいちー！…しんちゃーん！！」
「なかやまあきひとー！…ゴリラー！！」ひどい。せっかく名前呼んだのに。
「俺たちは、最高な曲しかやらんから！俺のポコチンがこげなるような曲しかやらんからな！」

「俺たちも、お前たちも、純粋だー！！」という、
もうこの日のライブを全て飲み込んでしまうようなコウセイの言葉に続いて、「ピース」！
そうか、純粋なのか！と妙な悟りを開きながら踊りまくる。膝痛くても気にしない。脛が吊っても気にしない。
「Oh,Good Life〜」では、コウセイが最後のところを光広のマイクで歌うも、音入ってなかったよ〜

圧巻だったのが本編ラストの「ウララ」とアンコールの「グランジシスター」で。
泣きそうになったんだけど。幸せで。忘れちまったこともわすーれたっ
お客が自然に手拍子をし出す。全然嫌な感じじゃない。会場の温度が確実に上がってる。

アンコール出てきて、「いま飛べそうやった…ちょっと浮いてたやろ？」
「グランジシスター」は打って変わって、真っ赤な照明の中に浮かぶシルエットが儚くも力強く。
コウセイも伊東君も光広も中山も、叩きつけるように音を出していた。
伊東君振り乱し過ぎて残像見えてた。

まだスパルタ初めて見てから半年ちょっと位しか経ってないけど、どんどん色気が出てきたなぁと。
逞しさとふてぶてしさと変な人なつっこいところが同居して、すごく面白い。
バンドの空気もいいし。お客も良い感じだし。
ライブっていいなぁっ…と、心から思った。思い出し泣き。
新曲をもっと聞きたい。ポリスのカバーもオリジナルかってぐらいスパルタ色で、良かった。