火曜日嫌い

やまもとのブログです。

さいたま新都心VOGUE presents LOST IN TIME/メレンゲ

おらが町にライブハウスがやって来たよ!
ついこの間までなにもなかったところに、いつの間にか出来てるんだもんなぁ。
帰りはバスで帰った!らくちん。
中に入ると受付も狭くてフロアも狭くて、でも天井とステージが高いから良く見える。
開演時間を過ぎても後から後から人が入ってきて、メレンゲ見てる間は体の置き場がなくて困った…
メレンゲは初めて見た。
フジファブ志村とのエピソードから、ボーカルのクボ氏には前々から興味があった。
切なくてキラキラしていて、クボ氏の頼り無げな声がまた良いんだ。
5月にシングルとして出る「春に君を想う」と、
「もし僕に猫型ロボットがいたら」と歌う「タイムマシーンについて」という曲が良かったなぁ。
ベースの可愛らしい感じの人が大宮出身らしく、ニューシャトルに乗って高校に通ってたとか、
さいたまトークをたくさん繰り広げてくれたのに、お客さんに埼玉の人が少なくて反応薄かった。
今度はもう少しゆっくりと見たいな。


さてLOST IN TIME
いつものように3人がお互いにがっちりと握手をして。
海北が何かを確かめるように源ちゃんと二回握手してた。
「久しぶりです!ロストインタイムです!」と、一曲目は「列車」。
ロストのお客さんはほとんど動きがなく、拳上げたり声を出したりしないけど、
みんなしっかり歌を受けとめようとしている。なんか居心地がいい。
「これぐらいの大きさのライブハウスで、ちゃんと後ろまで顔が見えるのはここが初めてです…
その分後ろの人にもしっかり見られてるってわけで、」みたいなことを言っていた。
AXワンマンやカウントダウンでも聞いた「柊」がすごく良い。
ライブのたびに曲が少しずつ形作られていく様を目撃出来るのはとても嬉しい。
もったんのギターが高低あっちこっち面白く、メロディの裏で相当面白いことやってるなと思う。


新曲がたくさん出来ていると。この日聞かせてくれたのは暗い感じの「蛍」と、
何気ない一日を歌った曲なんだけど、それがロストには新しい「はじまり」。
なんか歩き出さなきゃいけないことと、失っていくことを重ねているようで泣けた。


VOGUEの店長が年離れてるけど高校の先輩で、
中学のころからお世話になってて色々弱味を握られてるとか、
スタジオに篭って知ってる人としか会話をしてなかったから、
今日がすごく楽しみだった、ライブって楽しいですね!とか言ってた。
「これからもよろしくお願いします!…やっぱり、直接言わないと」には泣かされた。
海北がニクい。いちいち染みる。ニクいあんちくしょう。
海北って一人一人の目を見て歌おうとしてると思う。見透かされそうな目。


本編最後の「誰かはいらない」、「僕、君…」のところで海北が咳こんじゃって、
その後すごく悔しそうに歌いあげて、ハケて行くときものすごい謝りながら帰ってった。
「ごめんなさい!ほんとごめんなさい!!」って。マイク通さないで謝ってた。
アンコール、謝りながら出てきて「さっきはごめんなさい!」
いいよいいよ、誰もそんなに怒ってないよ…
最後に「ここにいるあなた方に、幸せであれ。」って言って「手紙」。
「ありがとうございました!」って海北が言うと、お客さんからも「ありがとう!」の声が。
素敵だ。良い。