火曜日嫌い

やまもとのブログです。

THE GATEWAY TO Zher the ZOO YOYOGI LOST IN TIME/DOLCE

さいたまが思いの外良かったので、当日券で見てきた。
ちょっとほんともうしばらく言葉を失うぐらい良かった。


開演時間を少し過ぎたころ、海北がアコギを抱えてひょっこり出てきた。
「まだバンドで合わせてない、新曲を」と言って「羽化」という曲を。
「生活の臭いのする 帰る場所を見つけて 少女は女になる」みたいな歌い出し。
こんな嬉しいハプニングがあるとは。ありがたいなぁ。


DOLCEはなんかすごかった…
ゴリゴリの音の上を、繊細な声が走っている。
小さい綺麗な女の人がベース弾きながら歌ってて、腰ぐらいまである髪を振り乱し時に叫び、
センターの男の人は呟くように、唱えるように歌う。
海北が「良いとか悪いとかは別にして、すごかったでしょ?」と言っていたが、まさにそんな感じ。


ロスト。今日はもったんが全然見えなかったけど、音は良く聞こえた。
「線路の上」が聞けて嬉しかった!あまりライブで聞いたことない。
源ちゃんともったんが歌う声が大きくて良い。
何か話したそうなもったんに、海北「何か話す?」
で、もったん「なんで、DOLCEが好きかって言うと…」海北「おっ、いいテーマだ(笑)」


「ここにいるたくさんの人に、ありがとう、の代わりにこの曲を。呼吸。」
東京でのライブは年末以来、あけましておめでとう!とか話したあとに、
「こうやって僕が話したことにリアクションが返ってきて、いますごく幸せを感じています。
僕は、いつでもこのぐらいの距離にいます。この感覚を忘れないように…
もしこの先、僕が忘れているようだったら、後ろから肩を叩いて、『忘れてるよ』と教えてください。」

「柊」でもったんがコーラスしていることに今日初めて気付いた。
今日も「はじまり」「ホタル」の新曲たちを聞かせてくれた。
「ホタル」はコーラスが素敵だ。「はじまり」かなり好きかも知れん。

アンコールの「約束」から「手紙」って流れが素晴らしくて、涙腺がぶっ壊れそうだった。
本当は「手紙」みたいな曲は苦手なはずなんだよ。なんだろう…すごく近くに感じる。


もったん、さいたまでも言っていたけど、「好きなことをやっているはずなのに、
それを続けていると、なんでやっているのか分からなくなるときがあって、
ライブをやるとそれを思い出せる、だからライブは楽しい、好きだ」と。


海北ってすごくカッコ良く見える時と、ぐっちゃぐちゃに見える時がある。
基本カッコいいんだなとこの日初めて思った。
ときどき次長課長の河本さんに見えたりする。


ライブがアンコールまで終わって、マイク通さずに「ありがとうございました!」
こういうことをしても決してポーズに見えないのはすごい。
うがって見る気になれない。むしろじーんと来てしまう。


当日券でライブ行くなんて久しぶりでドキドキしたけど、行って良かった。
本当に良かった。
ロスト、みんなに聞いてほしい。いいバンドだよ。すばらしいよ。