火曜日嫌い

やまもとのブログです。

no evil presents MO'SOME TONEBENDER monthly live MOMO NIGHT

“スターダストヤングパーソンの為のおとぎ話”@Liquid room ebisu


白い幕が引かれた向こうから、金管楽器の音色。SEかと思ったら生音だった。
楽器の影と、真ん中に立つ男の姿。
時折指揮をするように指を鳴らしたり、影絵を作ってみたり。
幕が引かれるとトランペット×2、ホルン、チューバ、トロンボーンと、真ん中に百々。
ジャケットにドル札コサージュ。なんという男前
頭上には3基のシャンデリア。
「奇跡の歌」をほぼアカペラで歌い終え、「いらっしゃいませ」どこのホストクラブか。
「はっちゃけたいのも分かるけど、もう少し付き合って」と、続けてブラスとの競演。
GREEN&GOLDを喉全開で歌い上げる。
こんなに意識的に百々の声を聞いたのは初めてかも知れない。


1.奇跡の歌
2.GREEN&GOLD


「いつものメンツ呼ぼうか」と二人を呼び込み。
武井はパツパツの黒シャツのボタンを胸元まで開けてサングラス。
勇も黒シャツにまさかのリーゼントにサングラス。兄弟?ボンゴを抱えて椅子に座る。
ざわつく客に百々が「髪型?さっき10分前ぐらいに武井がやってた」
武井の持っている箱のようなもの。百々が指差して「ゴン太くん
武井が箱を擦る?とウホホゴホホ、みたいなあのゴン太くん的な音が!
調べると「クイーカ」という楽器で、ゴン太くんの声はこの楽器で出していたらしい。
3人+ブラスで「ニッケ」。百々はハンドマイク。ちょっと…かわいらしい。


3.ニッケ
(ここまでブラスver)


「いつも通りやろうか」という百々の声で沸き立つフロア。


4.ロッキンルーラ
5.RED GUITAR C'mon
6.idiot
7.MUSIC MASTER


ロッキンルーラに始まり、久々曲立て続けに来た!
RED GUITAR C'monとか最初何だか分からなかった…
赤いギター!
idiotが圧巻だった。頭真っ白になった。この曲こんなに良かったか。
だめだ!できない!でステージ全然見ないで踊り狂ってるのが楽しかった


8.FOOL GOES ON
9.シンクロニシティ
10.マカロニ
11.アイドンノウ(新曲)
12.君とどこまでも
13.ルルル


シンクロニシティ」はだいぶ聞きやすく、乗りやすくなっていた。
「君とどこまでも」は絶対カエラ登場!かと思ったのにそれはなかった。
そこまではしないのか。
「ルルル」の「ジャブ!ジャブ!ストレート!」を客に預ける。楽しいわー
後半はバキッとした曲のオンパレード。


「懐かしい曲を」を言って、
14.黒になれ
張り詰める。緊張感。コールタール漬けにされた気持ち。


15.DAWN ROCK
イントロのギターを聞いたら一瞬で頭が沸騰した。
雷みたいなドラムが響く。


16.STOP THE MUSIC
17.DUM DUM PARTY(中村達也登場)
黒いTシャツから刺青がのぞく長髪の男性がふらっと入って来た…と思ったら、
ま さ か の 達 也 !!!
フロアが爆発する。男の子柵登ろうとしたりw
その後ろでさりげなく武井がサックス吹いてる。え?武井?www
ここではしゃぎ過ぎて右腕の肘がグキってなった。こんにちわもうすぐアラサーです。


18.HigH
つぶてのような音を詰め込まれて、頭が内側から爆発してしまう。
どうしようかっこいい。このバンド好きで良かったなあ。
こうやってセットリストとして並べてみるとすごい流れだ。


EN1.
echo(ブラスver)
EN2.
流星群(新曲)


「クラシックの人とやれるのなんてあんまりないから、もう少し付き合って」
echoのメロディを、金管楽器の優しい音がなぞる。
新曲は最近の百々の感じをふんだんに盛り込んだ、上へ抜けるような曲
しっとりと、柔らかな終わり。


ブラスを担当した「オルジア・ブラス・アンサンブル」に在籍するトランペット奏者の山口れおさんは、百々が敬愛する詩人の山之口貘さんのお孫さん。
「渋谷の安居酒屋で口説き落としました」と百々。
武井の「オレの夜、イサムの夜、そしてモモの夜と…」っていう言い方が、暑苦しくて良かったす


マンスリー終了。
前回まさかの胃腸炎でイサムナイトを欠席したことが非常に悔やまれる…
が、行くことのできたタケイナイト、モモナイトがどちらもベクトルが全然違ってて、
でもこれが返ってくるところはモーサムなんだよなあというのがよくわかって、楽しかった。
アルバム楽しみにしてます。