火曜日嫌い

やまもとのブログです。

嘘つきバービーTOUR「妹の秘密」FINAL@LOFT

w/toddle,ドラびでお,七尾旅人

プラスワンに後ろ髪を引かれつつ、バービーが見たくて仕方なかったのでロフトへ
木曜日にチケット取ったら整理番号1×番で、おいおい大丈夫かと思いつつ、結果良いライブだった
昨日のキートンといい、ロン毛ウォッチャーみたいになってますが、こちらも良いロン毛でした


toddleの受け止め方がいまいち分からなくて、どうしたものかと思っていたところに
「癒される」と評しているブログを読んで、ああなるほど、と思った
今日も良い僕っ子×2でした
曲のノリも客のノリも関係なく江崎さんはすごい楽しそうだった。素敵。
「なんとかカウントダウンとか、出たいねー」「右から左まであるけど、どれ?」


ドラびでお初めて見た!すごかった!!
映像にサブリミナルのように鳥肌さん(痩せぎすだった頃の)が写りこんでて笑ったw
映像に悪意が溢れ過ぎwww
トイレそのあとに!トイレの!トイレの!w
これが世界中飛び回ってパフォーマンスしてるんだもの、日本って広い
終わった後耳がキンキンした。痛快。


旅人は巣鴨のおばちゃんが着てそうな金ぴかのセーターで、
「ここどこだっけ?一楽さん見てたらここがどこだか分かんなくなっちゃって」
ドラびでおのDVDを1から6までぶっ続けで見たら、頭おかしくなりそうだったって
全員を座らせてからおしゃべりして、歌って
前にnestで見た時も全員が体育座りという光景を生み出してて、
今日もLOFTでほぼ全員が素直に体育座りして旅人とおしゃべり
いや、実際にはおしゃべりなんてしてないんだけど、距離が近く感じる。
ルー・リードの「ワイルドサイドを歩け」を旅人的に和訳した曲、
オカマのジャンキーがたくさん出てくる歌です。


「この中で自分が一番若いぞって人は?」で18歳、17歳、16歳がいて、
最前で立ってる16歳2人組に絡む
華原朋美「I'm Proud」カバー
東京でバンド組もうと思って上京してきた時、君たちぐらいの女の子が路上でエンコーしてたんだよ
その時僕はどう思ったと思う?そんな時代にこの曲がヒットしてたんだよ
旅人の声で聞くと全然違う曲に聞こえる
先日のワンマン4時間やったって。すごいな。
貧しい国で働いている子供の歌「働く子」
毎日ベルトコンベヤの前で何になるか分からない機械の部品を組み立てている
それは洗濯機?自動車?テレビジョン?それとも 楽器?
一方その頃日本では、TKが使うシンセの部品になっていた
最後の方は気持ち良くなってしまってうつらうつらしていたので記憶が曖昧
16歳の声をサンプリングしてセクハラまがいのことをしたり、吠えたり歌ったりしていた
自由。


終わるとお客さんが立ち上がって前に詰める、小さいおなごばっかり
BASEMENTBARもF.A.Dも行けず、ライブ見るのも4ヶ月振りだったので、
千布君が丸椅子でセンター向いてたり新曲だったりが新鮮だった
先陣切って出てくる茂さんの背中のラインが美しいね
岩君はものすごいカラフルな装い…茂さんのブログに載ってる服装のまま
スリッポンのかかとをつぶして履いてて、7分丈のジーンズ。がに股。
「とー!とー!とー…きょうだなあ」
お客さん最前にべったりなわりに全然動かなくて、見世物小屋にでも来てるのかってぐらい
ベースの音が浮いてるように聞こえて、バランスは良くなかったけどそれを補って余りある熱量
「あー、ちまき食べたい」
「あー、ニンテンドーDSの新しいやつ欲しい」「それでブログとか書きたい」
「あー、売れたい」


「アクセル一発ズガイコツでた」は外道の「香り」をやすりで無理やり丸くしたような曲
これ叩いてる時の茂さんがすごいいい笑顔だった
岩君も千布君もいい意味で無責任にやってて楽しかった


途中でギターの音が出なくなったか何かで千布君が機材いじってる間、
岩君がじりじり近付いてきてずっと千布君を見ながら茂さんとリズムを引き続け、
それがしばらく続いて音が戻った、と同時に千布君が立ち上がり、
そこから最後までずっとクララ立ってた
座っててもあれだけ扇情的でかっこいいのに、
立ち上がると遮るものが何もないから笑ってしまうほどかっこいい
ステージを歩き回り、髪を振り乱して弾きまくる様がかっこよすぎて目の前チカチカした
こんなバンドなのに前方が女の子で埋め尽くされてる理由が良く分かる
岩君と交差するように暴れてる絵面が圧倒的に絵になる、こういうの私大好きです


至近距離で千布君と岩君が無言で対面した、と思ったら岩君がベースをドラムに投げ込んで走り去り、
千布君と茂さんでひと暴れして終了。
アンコールを求める手拍子が続く中、茂さんがふらっと出てきてドラムに背面ダイブ。
そこに岩君が走り込んできて上から飛び込む。し…茂さん!www
手のつけられない有様となったドラムセットから茂さんが這い出して来るのを
確認したかのように幕が降りて、わずか30分ちょっとのライブが終了。
熱にうなされた果ての幻覚みたいなライブだった
「虫こない」も無事買えました。
開演してしばらく物販に茂さんがいて、怖気付いてなかなか買えなかった…


岩君のインタビュー。冷静
http://rooftop.seesaa.net/article/108916961.html


アルバムレコ発ツアーのタイトルは「病人をフルーツで数える」だそうで。
そして年末には6eyesと2マンだそうで。
こんなライブやってくれるんだったらいくらでも見たい。