火曜日嫌い

やまもとのブログです。

[椿屋]椿屋四重奏ワンマンショー<sexual beat education>@下北沢Club Que

昨年12月のさいたま演舞以来。カウントダウン行けなかったからなぁ。
出囃子がショパンの「革命」で、あの悲壮感漂うピアノで爆笑する日が来るとは夢にも思わなかった。すごいバカバカしい!
フロント3人の衣装が一新されてて目を剥いた。・・・安高さん、サングラスない!何ですかその王子様みたいなジャケット!!
ああ、これが俗に言う qあwせdrftgyふじこlp 状態か・・・
貴樹の髪が伸び切ってて真ん中分けになっていた。
座る前にりょうちんが右手を高々と、それはもう天道総司@カブトのように掲げたのがめちゃくちゃかっこ良かった。


「砂の薔薇」始まりで、正直セットリストとしては目新しいものはなかったけど、「幻惑」、「トーキョーイミテーション」、「サイレンス」という新曲をお披露目。
「トーキョーイミテーション」ってタイトルもどうなのよ。
しかしこれが良かった!貴樹のベースが素晴らしいの!
椿屋に興味を持ったのが「空中分解」のベースなので、貴樹のベースがギターを食うほど唸ってると(ダメだけど)嬉しくなってしまう。
全体的にボーカルが小さくてあまり歌詞は聞き取れなかったけど、またいなたい感じだったような。
「薔薇とダイヤモンド」であらゆる可能性を探って、その結果がこの新曲だとしたら、今年の椿屋はかなり面白いことになる。
旧曲に安高さんのギターが加わり、俄然色がついた。正直頭打ち気味だったバンドを動かしたのは彼のギターと、あのキャラクターだと思う。
・・・とか言ってみる。しかし本当、中田も安高さんも楽しそうだし、もちろん貴樹もりょうちんも。
今すごくバンドが楽しくなってるんじゃないかなぁと思った。


愛憎タイム爆笑した。中田がまず「セクシャルビートでエデュケーションしてやる!」って言った瞬間に笑いを堪え切れなかった。
安高さんコーナーはどうしたらいいんだ。あれAXでもやるのかな・・・怖いもの知らずだな安高さん・・・
突き刺すロック、艶ロックと来て、新しい椿屋は中田裕二の巣の部分が見られるらしい。その芯が意外とロックだったことに最近気付いた、と。
「エロもありますよ」と茶化して、安高さんに「お前もエロなんだろ!?」(安高さん、うんうん頷く)
貴樹に「お前なんかもっとエロなんだろ!?」(貴樹、つられて頷いて後から全力で首を横に振る)
色めき立つお客さんに、りょうちん「お前ら表の貴樹しか見てないからな」中田「こいつは相当スケコマシてますよ」
貴樹は無言の抵抗で首をぶんぶん振っていた。難儀な。


アンコール前、3人が出て来た時点で安高さんが「はい皆さんご一緒に〜、ハッピーバースデーりょ〜うち〜ん」
小寺さん30歳の誕生日。中田がケーキを持って登場。
この辺の、こういう空気ってどうなんですか!?
自分は楽しくて可愛いので全然いいのだけど。引いてしまう人もいるだろうなと思った。
ろうそくを吹き消したりょうちんが、チョコのプレートを一口齧り、黒手袋したままクリームを舐める。中田「さすがミスターワイルド!」
その後クリームがついた手袋を脱ぎ捨てる。そりゃそうだね。
りょうちんのドラムでなきゃ成り立たない曲だらけ。おめでとうりょうちん。


中田が煽りに来た時や、「成れの果て」とかの盛り上がる曲をやった時、右半分と左半分でお客さんの盛り上がりが全然違うのが面白かった。
どのバンドでもそうなんだなぁ。
読み返してみると私ライブ見ながら爆笑してばかりじゃないか。
久し振りにライブを見て思ったことは、やっぱり歌ってる時の中田裕二が一番好きだ。
椿屋ってバンドは自分にとってすごい不思議なバンドで、なんでこのバンド好きになったんだっけ?と考える時、
例え新曲のタイトルが「セクシャルバイオレットNo.1」みたいでも、ファンが若くて正直そろそろキツイかしらとか思っても、
中田のボーカルとバンドの演奏力、それがあればこの先もずっと聞き続けるんだろうなぁと思い直す。
そういう気持ちを新たにした演舞でしたよ。
AXも楽しみ。


安高さんがすごいニコニコしてて可愛かったです。
椿屋見る時、いつも「そんなに汗かかないだろう」と普通の長袖シャツで行って、「螺旋階段」とかでやたらに踊って汗かいて後で後悔する。今日もそうだった。
学習能力がない。