火曜日嫌い

やまもとのブログです。

角田晃広(東京03)+大竹マネージャー CD発売記念!ミニライブ&握手会@東京ドームシティLaQuaガーデンステージ

1時間前ぐらいに着くと既に席はほとんど埋まっていて、ステージの後ろにあるスクリーンでは「若者たちへ」のPVが延々流れている
タイミング良くキングオブコント獲ったこともあって、お客さんは300人ぐらい来てたんじゃないかなぁ
MCはニッケルバック
大竹マネージャーの前担当だったので、「まさかマネージャーを呼び込むことになるとは思わなかった」
まずは角ちゃん一人を呼び込み、革ジャン革パンバンダナというお馴染みの格好
キングオブコントおめでとうどざいます!」と会場を盛り上げるニッケルに、
「彼らもNHK新人演芸大賞の本選に進出したのでみんなで応援しましょう!」と言う角ちゃん
注意事項を説明する際に、「握手会は角田さんのみで、大竹マネージャーとの握手はありません」との言葉に少しブーイングが起きるw
ではライブへ、という流れで大竹マネを呼び込む。
楽譜とスケジュール帳を手に、きっちりスーツにメガネの大竹マネ。
少しざわっとする会場


1曲目は早速「若者たちへ」
「もっと来いよ大竹!」
肘弾き、肩弾き、鍵盤に乗り上げて膝で弾き、涼しい顔してエキサイティング
曲が進むにつれて最低なことになっていくから、マジなライブなのに爆笑が起きる
「もっともっと高齢化社会〜!」


ここで大竹マネは一旦下がり、角ちゃんのソロコーナー
ニッケルが「念のため、今日は角田さんなんてどうでもいい、私は大竹マネージャーを見に来たという方は拍手を!」と言うと、
8割ほどの人数が拍手をするwww
角ちゃんが「おいおい・・・」みたいに空を仰いで、それを取り繕うように「私は角田さんだけを見に来たという方!」にぱらぱらとした拍手w
「これじゃ俺ピエロじゃねえか!」


「私、離婚を経験しておりまして・・・」と話してから歌ったのは、前妻への未練を歌った「愛の怠け者」
「吉祥寺の喫茶店で〜」
「まさかこの曲を昼間の野外で歌うことになるとは思いませんでした」


続いて「USA」
むしろ「愛の怠け者」よりこっちの方が土曜の昼下がりに聞くのが危険な気がw
「かぶれろニッポンかぶれろニッポン!」


ニッケルと、トランペットを携えた大竹マネが再登場
「俺ひとりでもやれるんだよ!」「はい、すいません」
「大竹さんって立ってても姿勢いいけど、座っててもピシッとしてるんですね」「すいません」
立ってると指先まで力入っててかわいい・・・
どうですか?と聞かれて、「最初にゴッドタン出た時から今まで夢を見ているようで実感がないです」と言う大竹マネに、
「お前、日本青年館であんだけキャーキャー言われて、実感ないわけないだろうよ!」と妬み全開の角ちゃんw
それでまた「はい、すいません」


ライブ最後の曲は「疾走」
「男性には共感してもらえると思うし、女性は男性がこういうことを考えているんだと思いながら聞いてください」
要するに男がデート代を全部持つのは納得できないという、懐の小さい歌
大竹マネのトランペットソロはヘロヘロで、角ちゃんも声出てなかったけどここでも笑いがたくさん起きる


ここでイベント終了、ニッケルはハケて、角ちゃんと大竹マネはめざましテレビの取材を受ける
客席を背景に2人が並んで、「盛り上がってる感じでお願いします!」と言われてちゃんと盛り上がれるお客さん、暖かい


握手会は一人ひとりと話もしてくれて、あの情けない笑顔で丁寧に応対してくれた
キングオブコントおめでとうございます」と言ったら「ねー、びっくりしましたよねー」と言われた

「空気人形」初日舞台挨拶@新宿バルト9

ペ・ドゥナARATA板尾創路是枝裕和監督


ペ・ドゥナは控えめでかわいかった
是枝監督は空気みたいだった
板尾さんはカンヌでも着てた真っ白いスーツが眩しい
そしてARATAはもみあげなくて七三のような妙な髪形で服も個性的で地味な黒縁メガネなのに震えるほどかっこよかった
わたしピンポンのスマイルがベストオブメガネ男子なんですが、生ARATA見て生身に勝てるものはないと痛感
35歳には到底見えない…声小さくて喋ってる間にまとまらなくなってしまうところもかわいい
ペ・ドゥナも来月で30歳。嘘だろ!かわいいぜ!


あらすじを見ると「ちょっと切ない大人のファンタジーなのかしら☆」と思うかもしれないが、
そこは原作・業田義家と是枝裕和監督、それだけでは終わらせない…
「ただいま」と声を掛け、一緒の食卓で会話をしながら夕飯を食べ、セックスをして、朝には「行ってきます」を繰り返す
秀雄と人形(のぞみ・5980円)の生活はとても生々しい
ぺ・ドゥナがおっぱいおっぱいでびっくりした
人形を取り巻く様々な人間模様が悲しく、皆空っぽで寂しくて愛しい
やがて純一と「息」を介して結ばれる人形、生まれて初めて恋をした相手の息で満たされることで幸せを感じる
人形は無垢で可愛い。ARATAは影があって眼差しが色っぽい。声が耳をくすぐるようでキュンキュンした。


とにかく結末が悲しくて。後味が悪い。綺麗だけどリアル過ぎて泣けない。
スタッフロールの後でこんなに呆然とした映画は初めてかもしれない。

昭和少年SF大図鑑 展 ― S20〜40'ぼくたちの未来予想図 ―@弥生美術館

東大の弥生門近くに突然現れる趣のある美術館。
まだ「21世紀」が遥か先の絵空事だった頃には、大人にも子供にも「想像力」があった
まだ見たことのない場所、誰も行ったことのない場所を空想しては未来への希望を紡いでいた時代
モノレールのような「エアカー」や原子力を動力にして動く船、東京-大阪間を30分で繋ぐ夢の新幹線など
めくるめく「未来」が広がっていました
小松崎茂を中心とした劇画作家たちの原画や実際の記事を見ながら戦後の空気を追体験
これらの絵が当時の日本にどれだけの夢や希望を与えたんだろう
後半にはウルトラマンやSF漫画、プラモデルの外箱などの展示もあり、「空想力」の広がりをとことん楽しめた
今でも「未来」ってものに対しての憧れみたいなものはある程度あるけど、
何もかもが便利になり過ぎて想像すること自体が難しくなっているんだろうなぁ


竹久夢二美術館も同じ建物の中に併設しているのでそちらも鑑賞する
繊細な女性と日本人離れしたモダンなデザイン、レトロなんだけど近代的な不思議な魅力のある絵だった


ひっそりと高畠華宵の展示もあった。
「モダンガール」と呼ばれた大正〜昭和初期の女性を多く描いた画家
艶かしく優しさに溢れた女性たちもさることながら、備え付けてあった文献に載っていた美少年絵の美しいこと美しいこと…!
ジュネが創刊されたころにはこういう美少年絵を描く画家が多くいたようなので、
日本人の持つ「美少年」観というのはこういうところから脈々と受け継がれていくのだと痛感


根津に戻ろうと思ってふらふら歩いていたらいつの間にか上野公園へ出てしまい、
そのままスワンボートが行き交う不忍池を眺めながら周辺を散歩。

大阪ロックデイ&ELECTRIC EEL SHOCK presents「スゴイ・インディード@SHELTER」

JAPAN-狂撃-SPECIAL/ワッツーシゾンビ/Electric Eel Shock


何この対バン。ときめいちゃう。それぞれのお客さんも濃い。
「押忍のテーマ」をSEに、かーくん、よーかい、ラン坊君の3人が飛び出してくる
衣装はまだダボシャツだった、ラン坊君が綺麗な金髪になってた
カミカゼロードのイントロがギャーン!と鳴ったのを合図にJUNZφさんのお出まし
ライブハウスで見るの初めて。距離が近くて勢いも熱気も直接感じることができる
もう完全に心臓掴まれちゃってる、見てる間ときめき過ぎて胸が痛かった
「俺ら絶対に死なへんから、生きてまたここで会おうや」
「死ぬ気になったら何でもできるやろ、俺ら本気やで」
しかもライブ見てると毎回涙出そうになる


カミカゼロード
No.1
マネーゲーム
No民
パンキー パンキー パンキー
KICK IT UP
なめんな音頭
命花~MIKOTO BANA~
朝日


「この後バスターズ先輩出るから!」この子たち可愛がられてそうだなぁ
続いてワッツーシ。
爆発的なライブなのに女の子からの圧倒的な支持を受けている
すべてを肯定する、すべてに対して真正面からぶつかっていく勢いに乗っかってこっちもどんどん前のめりになる
好きです!好きです!好きなんです!
最後には恒例のフロアに楽器出して客と渾然一体の塊のような状態で昇華
こんなもん盛り上がらない方が嘘だ
ときめき過ぎてメグルにかぶりつきそうな勢いで思い切り楽しんでしまった
ライブ後、客に紛れて一緒に楽しんでいたイールショックのメンバーがドラムの撤収を手伝ってたw


イールショックがかっこいいのは飛行機がでかくてかっこいいとか恐竜がごつくてかっこいいとかそういうかっこよさ
理屈より先に頭がかっこいいということに反応する
この日は外人さんがたくさん見に来ていて、誰よりも大盛り上がりしていたのが印象的
ノリノリで「Buster!」「Buster」は「臆病者」とか弱虫って言う意味のスラング
「今日はJAPAN-狂撃-SPECIALズと、ワッツーシゾンビーズ、どうもありがとう」
最後の方でくるうとワッツーシのメンバーがフロアに出てきて野次を飛ばし始める
アンリがダイブしてきたのを見て「あいつが今日出演してるギタリストの中で唯一のアジア人顔」
「ラン坊とじゅげむと俺は兄弟、顔の油の質で誰が年上か見分けてください」
JAPAN-狂撃-SPECIAL!俺らの弟分!」くるうはかっこいい兄貴がたくさんいて良いねえ
アンコールも全力で、ステージとお客さんの境目なんて最初からなかったようにものすごい一体感だった
しかもあったかいよ、居心地がいい。


シェルター出た後どっと疲れが出た。めちゃくちゃお腹いっぱいになった!

PARCO 40th Anniversary SPECIAL TALK LIVE TOKYO CULTURE☆ブッタギリ!@パルコファクトリー [ROCK & COMMERCIAL] 箭内道彦×増子直純(怒髪天)

3日間続くパルコ40周年イベントの初日
普段はギャラリーとして使われている何もない空間に100人前後のお客さん、
壁を背にして増子さんと箭内さん。兄ぃ顔真っ赤。
直前までレコーディングをしていた
今頃王子は家に帰って曲作りをしてて、シミは酒飲んでる
坂さんは最近「バイトしたい」って言ってたから、どこかで働いてるんじゃないか
「この忙しさでなんでバイトだよ!」


10の共通テーマに沿ってトークを展開していく
これがないと困るってものは、おもちゃとPSP
今はモンハンと輸入版のマンハントやってる
切り替えをすることで仕事も楽しくなる


箭内さんの作品を見る。
FUJIFILM 「Photo is」、資生堂「uno お笑い芸人52人CM」、森永製菓「ハイチュウ」、東京メトロ
家庭教師のトライ…どれもインパクトあって記憶に残っているものばかり


「俺がこのCMでやった!と思ってるのは、勝手にしやがれに音楽を依頼したこと!」
15秒サイズのCMに合う曲を、とオファーしたら60パターンも作ってきてくれた
東京メトロ銀杏BOYZ起用は、最初に東京メトロのお偉いさんに「フェスで全裸になって書類送検されたバンドだけど、
どうしてもこのバンドを使いたい」と言ったら「元気があっていいじゃないか」ってことで話が通った

「増子さんとは今はとにかく何でも一緒にやってみようと思ってる」
ということで発表されたのが、桃屋の新商品「辛そうで辛くない少し辛いラー油」のCM出演!
兄ぃ出演、王子音楽、坂さんナレーション、シミは現場での小間使いw


桃屋のCM出演の話を聞いたときはあの眼鏡かけなきゃいけないのかと思ったけどラー油だった
本番で食べる時まで食べないでくれと伝えられて、CMの「…うまっ!」というリアクションは本当に心からの声
あまりにも旨くておかずを食べなくなった、米の消費が半端ない
二人して旨い旨い言うからヨダレが…
桃屋の社員さんが来てて、一言挨拶。
帰りにラー油を配ってくれることに♪


箭内さんが増子さんに親近感を感じる要因は、年が近いことと「名前が五十音順で後半だから」
だいたいクリエイター業界はあ、か、さ行ぐらいの人間に占められてる
後半はほとんど残ってない
「きっと今日来てるお客さんも名前の順で後の方の人が多いんじゃないですか、渡辺とか」
って言ったら最前列に座ってた女性が手を挙げた「渡辺、最前列にいたよ!」


風とロック」10月号の表紙巻頭は怒髪天、80ページの大特集。
その前の号が大山秀雄・みっちーに挟まれる福山雅治が表紙なので、きっとすぐなくなるだろうから
「間違えて持っていく人がいるかもしれない」
レコーディング抜けての撮影でマッサージに行って、気持ち良くてそのまま帰りたくなった
坂さん寿司屋、王子花屋、でメンバーそれぞれコスプレして撮影した
坂さん似合い過ぎw寿司屋より寿司屋らしい


パルコについてのイメージはやっぱり広告、
最後に「PARCO」って五文字が出れば全てOKになる強さがある
「箭内さんって、PARCOみたいだよね」
「箭内さんって、花火みたいだよね。ぱっと派手に打ちあがって」


今一番気になる人は?
箭内さんは増子さんと、福山雅治
こんなに有名でファンの多い福山さんだけど、「本当の福山雅治」を知っている人は誰もいないんじゃないか、
だとしたら自分がそれを知りたい、と急に思った
兄ぃの気になる人は鳩山由起夫


この日一番印象に残ったのは箭内さんの言葉
人間の三大欲求として食欲、性欲、睡眠欲があるけど、それに勝るのが「仕事欲」
そういうものを満たした時より、仕事で何かを達成した時の方が気持ち良い
「だって仕事って楽しいじゃないですか」
あと「夢を持っていないと全否定される風潮」を指して「夢ファシズム


お客さんからの質問コーナーで誰も手を挙げない…
「そういう人が集まってるんですよね」
箭内さんが「渡辺にマイク渡していいですか」ってことでさっきの渡辺さんをステージに上がらせる
「ぱるこ」であいうえお作文をしろとか無茶振りする
席に戻る時に渡辺さんが跪くような格好になったら「違うお店に来たのかと思った」w


続いて手が挙がったのがSEGAでゲームを作っているという男性
兄ぃ「いつもお世話になっております」
ゲーム業界が苦境に立たされていて、特にアーケードゲームに元気がない、どうすれば?という質問
今はオンラインで通信できるようになったからわざわざゲームセンターに行く人が減ってるんだよね、と
家庭用のゲーム機とアーケード機をもっと連動させて欲しい、
家で使ってるコントローヤーやメモリーカードを持ち込んでプレイできたらもっとゲームセンターに行く人が増えると思う
完全にバンドマンの発言ではない、今すぐゲームショーに行くべきw


最後に新曲の「オトナノススメ」を聞きながら退場。
ドリフへのオマージュがたっぷりの軽快な曲でした

SPARTA LOCALS ワンマンリサイタル2009「ラストダンスはあなたに」@渋谷AX

心の一部を失ったような気持ちです
何で解散してしまうんだろう?こんなにかっこいいのに。こんなに愛されているのに。
こんなに大好きなのに。
すごく悔しい。ありったけライブを見てきたつもりだけど全然足りない。
これからもずっとスパルタで踊りたかった。
10年後も20年後も、お互いぼろぼろになりながら続いていくものだと勝手に思っていた


中山が脱退した時も、バンドが続いていくことを選んだことに喜びましたが、
音楽と人」のコウセイのインタビューを読むと、あの時から綻びは始まっていたようです
当然と言えば当然なんだろう。個人個人の繋がりがとても深いバンドだったから。


2004年に「ピース」を聞いてびっくりして、すぐにライブを見に行きました
それがAXであった2004年8月19日の「VINTAGE 2004」というイベント
ライブを見ている最中に、初めてスパルタを見たのが同じAXだったことを思い出しました


それから今日までやワンマンやイベントやフェスで80本ぐらいのライブを見て、
その間私はずっと幸せでした
私にはこんなに大好きなバンドがいるんだ、私の好きなバンドはこんなにかっこいいんだと、
ライブの度に触れ回りたくなるほど彼らはいつも最高だった
ライブに行かなくなった時期があるとか、昔よりは好きじゃなくなったとか、
そんなこと口が裂けても言えないぐらい5年間フルスロットルだったから、
今はぽかんと空虚感だけが残る。寂しいよ。


中山が脱退した時のコウセイからのメッセージに、「ロックは止まらねえ!!泥水すすってでも続けてやる!!」
という言葉があった
解散を聞いたときは、この言葉を思い出して、何でだよ!とやり場のない憤りを感じたけど、
きっとそれからたくさん泥水すすって、たくさん傷を負ってしまったんだろう
美代子阿佐ヶ谷気分」を見て、ラストに流れてきた「水のようだ」がレクイエムに聞こえた
色々と予兆はあったから考え過ぎだということにしたかったけど、結果的に本当にそうなってしまった
4人ともきつかっただろうな。どういう気持ちでアメリカから帰ってきてからのライブをこなしてたんだろう。


音楽と人」で「スパルタに関わる全ての人をファンの人も含めて幸せにしたかった」
「でもそれはできなかった、ごめんなさい。スパルタローカルズは解散します」と言っていたけど、
私は充分スパルタに幸せにしてもらったよ
武道館でライブが出来なくても、CDが思ったように売れなくても、スパルタに幸せにしてもらった人はたくさんいるよ


最後のライブも、いつもと同じように楽しくて幸せでかっこよくて、本当にこれが最後なのかな?と何度も思った
全然最後っぽくないんだもん


伊東君が横っ飛びして、ブリッジして、笑っちゃうぐらい予測不能の動きだったり、
眉根を寄せて弾いたり、口を尖らせて弾いたり、かと思ったら急に客の方見てふにゃって笑ったり、
曲が始まる直前にメガネを外すところとか、ハケていく時にふにゃふにゃって手を振る姿も、
焦点が定まってるんだかわからないまま前に出てきて弾く姿も、もう見れないし、
コウセイと向き合って弾き始めるあの曲も、あのギターソロも、あのフレーズも、もう聞けないんだな


伊東君ずっとにこにこしてた。時々顔くしゃっとさせてたけど、泣いてるとかじゃないと思う
髪型カッパみたいだったな。
私5年間ずっと伊東君側でしかスパルタのライブを見たことがないので、
記憶の中の視界が全部ステージ向かって右前からの視点です。
視界の割合も常に8:1:1(あれ)ぐらいだったからものすごい偏ってる。すいません。
伊東君のプレイはこれからもfresh!で見られるけど、やっぱり別物だ。


アンコール3回、3時間半の過去最長のライブ
楽屋からステージに出てくるまでが後ろのスクリーンに映し出されて、SEが初期のI and I surviveだった
伊東君「POGO DANCING」ってプリントされたシャツ着てた


コウセイの第一声が「本日はスパルタローカルズ引退セレモニーにお越しくださいましてありがとうございます」


「バイオレンスサマー」から「春忘却」への流れに足がすくんだ
いい曲ばっかり。好きな曲ばっかり。


本編ラストが「水のようだ」だったのはすごく自然で、そう来るだろうなと思ってたから覚悟はしてた
綺麗で悲しい曲。


「ギャップ」で一斉に黒ずくめのカメラマンが現れて、4人それぞれ舐め回すように撮ってた
曲が終わると疾風のように去っていく
伊東君のブリッジを真上から撮ってたから、この映像見るの楽しみだな
「楽しみ」とか思えるんだって感情が自分でも良くわからないけど、
この日のライブを手元に残しておくことが出来るのは嬉しい
底抜けに楽しいはずの「バレリーナ」で「マイノリティ!マイノリティ!」やってても涙が溢れてくる
「CHAOS」で取り乱して、「GRUNGY SISTER」でめちゃくちゃにかき乱された
このままこの音の中でずっと生きられたら良かった
かっこよくて目の前がチカチカした


「ばかやろう」でコウセイに指名された倉持はいつだったかのCDJでもご指名を受けてた子かなぁ
「21歳、エロいことばっかりか」ってやりとりも、その時してた気がする
「最近ばかやろうと思ったことは?」で「友達が金を返してくれない」とか言っちゃって、
コウセイに「スパルタローカルズが解散すること、じゃないんですね…」と言われて言い直す。
「ここカットするから」そこから倉持の渾身の「ばかやろう」!
ほんとだよ、ばかやろう。こんな気持ちにさせて。


「終わんな!」とか「最初からもう1回やって!」とか言ってる声が悲しい
それ言われてコウセイは「やるわけがねぇ」って笑ってたけど。


最後の最後が「ウララ」っていうのも、らしい。
君はウララ、僕もウララさ。


コウセイが「スパルタローカルズ、大往生!」って叫んで、ライブは終わった
最高のライブだった。今までで一番楽しかったよ。


最後上から下りてきた白い布がステージを覆って、楽器が見えなくなった
もうここから音は鳴らない


やっぱり今日はお葬式だったんじゃないかな。


BGMで流れる「トーキョウバレリーナ」に合わせて、誰ともなく合唱が始まり、その声が次第に大きくなる
「マイノリティ!マイノリティ!」
涙声が混じる。もうこうやってこの変なフレーズで声を上げることもないんだ。
曲が終わっても誰も動こうとしない。


ライブ中もずっと"笑いながら泣い"てたけど、時間が経つにつれてどんどん悲しくなってくる。


スパルタローカルズは解散しました。
またね、ばいばい。本当はばいばいなんて言いたくなかったけど。
ずっとずっと大好きです。
さようなら。


1.バイオレンスサマー
2.パーフェクトソング
3.夜の迎撃
4.春忘却
5.sugar
6.レインボープール
7.ワールド
8.Ghost Town
9.FLy
10.オールドスクール
11.象
12.IdOL
13.ロックとハニー
14.Oh! Good Life, No Good Life!
15.エレベーターエレベータ
16.POGO
17.赤い砂
18.NEW HERO
19.THE CLUB
20.夢ステーション
21.UFOバンザイ
22.GET UP!
23.黄金WAVE
24.パレード
25.ピース
26.水のようだ


EN1-1.森のメロディ
EN1-2.ハート
EN1-3.サイレント
EN1-4.APOLLO


EN2-1.JET JUICE
EN2-2.ギャップ
EN2-3.トーキョウバレリーナ
EN2-4.CHAOS
EN2-5.GRUNGY SISTER


EN3-1.ばかやろう
EN3-2.ウララ


ああ。寂しい。
ふとした隙に涙が出てくる。
最後に「ギャラクシー空港」聞きたかった。


これからもライブには行くんだけど、もうスパルタを見に行くことはない
そんな毎日が想像出来ない。


荒療治のつもりで昨日からずっとスパルタだけしか聞いてないけど、
もしかしたら逆効果かもしれない