火曜日嫌い

やまもとのブログです。

椿屋四重奏@千葉LOOK

女子の艶気と一握りの男子の熱気でムンムンしていて、ステージほとんど見えない。
殿は頭のてっぺんぐらいしか見えなかった。
その分、貴樹と小寺さんを良く観察できた。


てゆーかたかしげ…はわはわわ…
中田さんが何か挨拶をした時、それに続いて挨拶をしようとしているのかいないのか、
なんかモゴモゴしてたり、どこ見てるんだか分からなかったり、
そんな瓢々とした顔でそんな音出すのかよ!!ってぐらいぶっとい音出したり、
終始素敵だった。弾き方カッコいい。
ほとんど汗かかないなぁ、と思って見てたら、終盤髪が汗で頬に張り付いてて。
でも表情は涼しくて。打ちのめされました…変態。


小寺さんは面白い太鼓叩くなぁ。存在が大きく見えた。
「成れの果て」や「舌足らず」の叩きっぷりは鬼のようだった。
たぶん中田のギターってあんまり上手くはないと思うんだけど、
ともすれば崩壊してしまいそうなバランスを、良ちんがまとめ上げてる印象を受けた。


ユウちゃんは投げキッス大盤振る舞い、ジャケットをわざわざ高いとこ上ってはらりと脱ぐ、
などなど、フロントマンとして然るべき存在であるなぁと。
あれはキャーキャー言っちゃうよ。仕方ない。
お客さんがよく手なずけられてた。そのせいで空気ヌルいけど。
「裏切らないから!」という発言はかなり嬉しかった。うん。


新曲をやってくれた。歌詞が女言葉で、より歌謡曲テイストの濃い、
だけどちゃんと艶ロックしてる。椿屋としては新機軸な感じ。
「飛び立つ赤い鳥」「愛の海を漂う小船」等々、かなり泥臭いイメージの言葉が並んでた。


しっかりしたショーだった。欲を言えばギターにもう少し色が欲しい。
歌声は文句なし。毛穴がキュッとなった。惚れ直した。