OGRE YOU ASSHOLE＠SHELTER

良かった。待ち焦がれた甲斐があった。
この先ワンマンはたくさんやるだろうけど、初ワンマンは今日だけだもの。
とても良い初ワンマンでした。
緊張する、と言っていたけど、のびのびと楽しみながら演奏していたように見えた。
あんなにたくさんの人に愛されてて、(舞台袖が仲間内でいっぱいだった)幸せな空間だった
こっちまでニコニコしてしまうような、素敵な時間でした
持ち曲ほとんどやり尽くしたセットリスト

出戸君「今日はワンマンなので…しゃべりまくります、ノリが」でマイク握ったノリとか
話し終わってもマイク置かないノリとか…勝浦さんがニコニコしながら「マイク置けば」って
アンコール出てきた時の客席からの拍手や声援や、みんなが好きに音を楽しんでいる感じとか、
２回目のアンコールに応えて出てきてくれた時の出戸君のぶっちゃけ具合とか、
バンドと客がうまくコミュニケーションが取れてる気がしてすごく良かった。
ともすればなあなあになってしまうんだけど、良い空気だった

「タニシ」が聞けたのが嬉しい、前にやった時は遅刻して聞けなかったからな…
あの　タタタタタ♪　の音が鳴るとは思わなかった、あの音なかったらタニシじゃないんだけど

１曲１曲が染み込むように時間が過ぎて、やべーこのままだと今日のこの日が終わってしまう、と
うつらうつら曲を飲み込みながら、耳から入る芳醇な音に酔って、無性に悲しくなったりした

「馬渕が入って初めて作った曲で、変な曲なので…」と話してた「ドーナツ」も
「ドーナツ」聞いてると、曲が次から次へと展開してしまうから、たまに何の曲聞いてたのか分からなくなることがある
目の前にしてみても、ふとこの曲なんだっけ、と思う
馬渕は途中で自分のカポを見失って出戸君のを使っていた

出戸君のゆるーいＭＣ
「緊張して、昨日眠れませんでした…圧力かかるんですよ」
「皆さんのせいです…僕の睡眠を返してください。どう返すのかは分かりませんけど」
「親知らずが生えてきて、歌ってると噛みつくんです」

アンコール終わって、客はそれでもまだ動こうとしない、４人がビール片手にばらばら出てくる
「寝ようとしたのに！」と言いながら、「何の曲がいいですか？」と客に聞く
「プルリング」の声に「…何ですかその曲は」「知りません」
勝浦さんが終始全方向に気を配ってて惚れる。結果「おまじない」と「マスク」に。
「おまじない」の後奏をわざとめちゃくちゃに弾きまくる出戸君。「さっき僕めちゃくちゃに弾いてたの分かりました？」
ええそりゃあもう
「マスク」終わって「本当に終わります、ありがとうございました」

本当にかっこよかった。
私の好きなバンドはこんなにかっこいいんですよ、と触れ回りたいぐらい良かった。
帰りに飲んだビールがめちゃくちゃ美味しく感じた。
ワンマンのライブで久々にこんな気持ちになった。